5月6日(月・祝)、東京ドームで開催される『Prime Video Presents Live Boxing 8』にて、スーパーバンタム級4団体統一王者『モンスター』井上尚弥 vs『悪童』ルイス・ネリが行われる。
ここでは、マイク・タイソン以来34年ぶりとなる東京ドーム・ボクシング興行のメインイベントを飾る井上尚弥vsネリの日程・放送配信予定・無料視聴方法・チケット・見どころ・勝敗予想についてをまとめる。
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試合概要(日程・対戦カード・会場)
- 大会名:Prime Video Presents Live Boxing 8
- カード:メインイベント・WBA/WBC/IBF/WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
- 井上尚弥(王者、大橋)vs ルイス・ネリ(メキシコ)
- 試合時刻:2024年5月6日(月・祝)20:35頃見込み
- 開場14:00(予定)/開演16:00(予定)
- ※上記の時間は、すべて当日の大会・試合進行次第で前後する。
- 会場:東京ドーム(東京都文京区)
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放送・配信先(テレビ中継・インターネット配信)
この試合は、動画配信サービス『Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ=アマプラ)』で独占ライブ配信される。Amazonプライム会員であれば追加料金なしで視聴が可能。ライブ中継後に配信される見逃し(アーカイブ)配信も含まれる。
ここ数戦、井上尚弥の試合を独占ライブ配信してきたNTTドコモの『Lemino』(レミノ)では、今回一切ライブ配信されない。
また、地上波・BS(WOWOW)・CS(スカパー!)でのテレビ放送および、スポーツ中継実績のあるインターネット配信サービスのDAZN(ダゾーン)、ABEMA(アベマ)、U-NEXT(ユーネクスト)、SPOTV NOW(スポティービーナウ)等でのライブ配信予定はない。
視聴料金・無料視聴
Amazonプライム会員の会費は月額600円(税込)または年額5900円(税込)。一定期間内にAmazonプライム会員になったことがなければ、30日間の無料体験を利用して完全無料で視聴することも可能だ。つまり、4月7日以降に登録すれば、井上尚弥 vs ネリを無料で楽しめることになる。
放送・配信チャンネル
- テレビ地上波:なし
- テレビBS/CS:なし
- ネット:Amazonプライムビデオ
配信日時
- 2024年5月6日(月・祝)17:00〜
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
現地観戦チケット
マイク・タイソン vs ジェームス・ダグラス戦以来、約34年ぶりとなる東京ドームでのボクシング興行ということもあり、現地観戦チケットも注目を集めている。海外のボクシング・格闘技興行ではリングサイド席が数百万円のケースもある昨今だが、井上陣営の希望もあってか、最高額は抑えめとなった。それでも最低額は77000円と通常のイベントよりもボリュームゾーンは高額な部類といえる。
販売席種
- アリーナ SRS席:¥220000
- アリーナ RS席:¥165000
- アリーナ SS席:¥137500
- アリーナ S席:¥110000
- アリーナ A席:¥99000
- アリーナ B席:¥77000
- アリーナ プレミアムグッズ付き席:¥110000
- クッション
- 厚手キャンパス・パイプハンドルトート
- フラットポーチ
- スリム・サーモ・ステンレスボトル500ml
※すべて試合当日・現地での引き渡し
先行抽選販売は、第一次がすでに終了(3月9〜24日)しており、「ドコモ(docomo)受付」も終了し、現在はリセール&一般先着販売のみとなる。詳しくは公式チケットサイトをご確認ください。
dカード GOLD会員限定応募期間3月28日(木)12:00〜4月4日(木)23:59まで
dポイントクラブ会員限定応募期間4月1日(月)12:00〜4月4日(木)23:59まで
※予定されていた抽選販売が終了した現在、4月5日以降でチケット購入が可能となるのは、4月13日正午からのリセール販売のみとなっている。新たな販売先の追加などについては発表次第追記する。
リセール販売・一般先着販売
やむを得ない理由で手放されたチケットのリセール販売も公式チケットサイトで行う。出品方法や購入方法は公式チケットサイトを確認しよう。
リセール分の在庫チケットに加え、同時に一般先着販売も行われる。
- 出品受付期間
- 3月28日(木)12:00~4月21日(日)15:00まで
- リセール(先着)販売期間
- 4月13日(土)12:00~(予定)
当日チケット
- 販売開始
- 5月6日(月・祝)14:00~(予定)
- 販売場所
- 東京ドームの22番ゲート付近
見どころ・背景
わずか1年足らずで2階級4団体統一に成功した『モンスター』井上尚弥。昨年末のマーロン・タパレス戦以前から次戦は誰とやるのかという議論が巻き起こっていたが、その相手は、まさかの『悪童』ルイス・ネリだった。
ネリといえば、山中慎介とのWBC世界バンタム級タイトルマッチを巡る、2度の悪行だろう。2017年の初戦では試合後にドーピングが発覚し、2018年の再戦では計量で3ポンド(約1.36キロ)超過。それでも試合を受けた山中は敗れ、引退を選んだ。ネリはJBCから日本からの事実上の永久追放処分を受けたが、その後も体重超過騒動を繰り返した。
井上とネリはバンタム級時代からSNSを通じて因縁があった。井上に先んじてスーパーバンタム級に転向したネリは、WBC指名挑戦権を獲得。バンタム級4団体統一後に転級を宣言した井上に再び挑発の言葉を送るようになった。それでも日本での資格停止もあり、まじわることはないと思われていたが、タパレス戦後に井上自身が「5月の噂の試合」実現のために「声をあげてほしい」とファンに求めたことで、ネリ戦が一気に現実味を帯びた。
海外で決定報道が出ていたが、3月5日、正式に東京ドームでの井上vsネリが発表された。東京ドームでのプロボクシング興行はマイク・タイソン以来34年ぶりとなるため、厳重な検査体制が敷かれることになったが、ネリはVADAによるドーピング検査、WBCによる定期的な体重検査を受け入れた。
井上は山中の「仇討ちとは別」と話したが、日本のボクシングファンにとっては、溜飲が下がる結果を期待せざるを得ないだろう。
関連記事:井上尚弥vs悪童ネリはなぜ決まった?|対戦実現の経緯・タイムライン
勝敗予想
井上にとって、体格差が近いネリに対して不利な面はほとんどないと見られる。時間がかかったとしても、タパレス戦のようにフルラウンド前に相手が倒れる可能性が高い。東京ドームでのボクシング興行で日本人初のメインイベンターというモチベーションの高さも勝機を呼び寄せる要因になるだろう。
ただ、スーパーバンタム級転向間もない頃はバンタム級時代の強打を失ったという評価もあったネリだが、数戦を経てアジャストしており、安易にアンダードッグ扱いはできない。唯一の黒星となったブランドン・フィゲロア戦で打たれ弱さを見せたが、アザト・ホバニシャン戦では激しい打ち合いに競り勝った。
加えて、井上のここ2戦の王者相手の試合とは違い、ネリには失うものもない。自身でペースを作って絶え間なくラッシュを仕掛けるタイプだけに、ここ数戦じっくり攻めている井上にペースを握らせない展開があるかもしれない。
しかし、相手は『モンスター』だ。手を出す傾向が強いということは、カウンターの名手・井上にとっては格好の相手。ノニト・ドネアとの再戦(2RでTKO勝ち)以来の早期決着はあるのか?
強力な助っ人
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) March 22, 2024
ここから一ヶ月間ガッチリ追い込むよ#InoueNery#井上尚弥 pic.twitter.com/EO7QjUtilF
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