お騒がせ系YouTuberジェイク・ポールの次戦の相手が、タイソン・フューリーの異母弟であるトミーに正式に決まった。12月18日に米フロリダ州タンパで行われる。トミーは負けた場合、屈辱的な名字に変えなくてはならないようだ。
元UFC王者タイロン・ウッドリーを8月にくだし、プロ4連勝となったジェイク・ポールは、次戦の相手をWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーの22歳の異母弟に決めた。
ジェイク対ウッドリー戦後、ジェイクの次戦の候補となっていたトミーについて、兄であるタイソンは、弟が(ジェイク&ローガン)ポール兄弟に負けるようなことがあれば、トミーの名前を変えさせ、(ボクシングから)引退させるなどと豪語していた。
もっともそれは弟に対してハッパをかける意味でのジョークであり。「(トミーが)世界王者になるという野望の過程でYouTuberをたたきのめすのも悪くないさ」という言葉で後押しもしている。
ここまでYouTuber、元NBA選手、MMAのベテラン2人を倒したジェイクは、ついに7戦7勝無敗の本職プロボクサーを迎え撃つことになるが、ウッドリー戦ではタトゥーを入れなければ再戦は受けないなど、何かとひとネタ盛りたい男。自身のInstagramで試合決定を報告すると同時に、タイソンの言葉を借用し、トミーが偉大なファミリーネームを失うことになるだろうと挑発した。
「12月18日、俺様はあのオナニー野郎(トミー)の名前をトミー・ファンブルズに変更し、トム・ブレイディと一緒に祝っちゃうンだぜ!」
英国紙『Express』によると、トミーが負ければ、ファミリーネーム(フューリー)を1年間、合法的に"しくじり野郎(Fumbles)"に変えなくてはならないという。
タイソン・フューリーの異母弟として脚光を浴びるトミーだが、ボクシング界を好き勝手に荒らす厄介なYouTuberをくだせば一躍ヒーローとなる一方で、負ければ世界王者への道も危うくなり、フューリー家の名前を失う。未来あるキャリアとその名前を守ることができるか、注目となる。
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