川島悠翔が大会MVPに選出 日本は準優勝|FIBA U16アジア選手権2022

大西玲央 Reo Onishi

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大会MVPに選出された川島悠翔とベスト5に選出された石口直(写真:FIBA)

6月19日、バスケットボール男子FIBA U16アジア選手権2022の決勝戦日本代表対オーストラリア代表の一戦がAl-Gharafa Sports Club Multi-Purpose Hall(カタール)で行われ、日本が63-94で敗れ、準優勝で大会を終えた。

大会MVPには、平均26.6得点(大会1位)、11.2リバウンド(同3位)、フィールドゴール成功率48.0%、3ポイント成功率42.4%の好成績を残した川島悠翔(福岡大大濠高2年)が選出された。

川島はニュージーランド代表との準決勝戦にて、今大会の最多記録となる38得点を獲得し、日本を初の決勝進出へと導いた。

日本はこの大会でベスト4入りしたことで、U17ワールドカップの出場権を獲得している。

大会MVPも発表されており、MVPの川島に続いて日本からは石口直(東海大諏訪高3年)も選出された。石口は先発ポイントガードとして平均8.4得点、5.2アシスト(同2位)、1.4スティールの活躍を見せた。

FIBA U16アジア選手権ベスト5

#10 川島悠翔(日本)
#6 石口直(日本)
#11 Rocco Zikarsky(オーストラリア)
#12 Nic Book(ニュージーランド)
#9 Kushal Singh(インド)

FIBA U17ワールドカップ2022は7月2日からスペインで開催される。日本が出場するのは、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)が大会得点王に輝いた2014年大会以来だ。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。