5年連続となるカンファレンス・ファイナル進出を決めたゴールデンステイト・ウォリアーズは、来年度からサンフランシスコのミッション・ベイに建設中の多目的アリーナであるチェース・アリーナへ移転する。オラクル・アリーナでの最後のプレイオフで花道を飾ることに対し、同チームオーナーはNBAきっての名コンビに絶大の信頼を寄せる。
ゴールデンステイト・ウォリアーズのオーナーであるジョー・ラコブ氏は、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの2人をサンフランシスコ周辺のベイエリアにつなぎ止めることに必死だ。
5月10日(日本時間11日)にウォリアーズがNBAプレイオフのカンファレンス・セミファイナル第6戦でヒューストン・ロケッツを118-113で破ったことを受け、ラコブ氏はスポーツ専門局ESPNとのインタビューの中で、カリーとトンプソンの名コンビが永久にチーム内にいてほしいと語っている。それはこの2人の残りの現役生活だけではなく、引退後のキャリアをも含んでいるのかもしれない。
「もちろん、彼らが我々の組織にずっといることを望んでいます。それが我々の目標です。なんとか実現させたい」
The goal is to keep the Splash Brothers together forever 💦
— ESPN (@espn) 2019年5月11日
(via @NickFriedell) pic.twitter.com/oe4Gai1WVg
前述のセミファイナル第6戦でカリーとトンプソンの2人は合計で60ポイントを挙げ、ウォリアーズは5年連続でウェスタン・カンファレンス・ファイナルへの進出を決めた。このプレイオフは現在のチーム本拠地であるオラクル・アリーナでの最後の試合になるが、ラコブ氏はこれ以上の幕引きは望むことはできないだろう。
「見ていて本当に楽しい試合でした。わかってはいましたが、これが彼らの本当の姿なのです。今までにも数えきれないほど、こんな風に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。マーク・ジョンソン(前ウォリアーズ・ヘッドコーチ)が彼らのことを史上最高のディフェンス、あるいは史上最高のオールランド・プレイヤーと呼んでいましたが、まさにその通りです。さらに彼らはここ一番という土壇場の場面にも強いプレイヤーです。信じられないほど、人間的にも素晴らしい」
カリーは2017年7月に結んだ5年契約の途中ではあるが、トンプソンは今シーズン終了後にはフリーエージェントになる。もっともトンプソンは来シーズンの前には長期の再契約を求められることは確実だ。
「トンプソンとはずっと特別な信頼関係があります。私がオーナーに就任して、初めてドラフトで獲得した選手がトンプソンでした」とラコブ氏は語っている。
「それ以来、トンプソンは私にとって特別な選手であり続けました。あまりにも私がクレイのことを褒めちぎるので、そのことでよく人にからかわれるぐらいです。彼は本物であり、特別な何かを持った選手なのです」
ウォリアーズ がポートランド・トレイルブレイザーズと対戦するウェスタン・カンファレンス・ファイナル第1戦は5月15日午前10時に開始される。
原文:Warriors owner hopes to keep Stephen Curry, Klay Thompson together 'forever'
翻訳:角谷剛
編集:SNJ編集部
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