NBAのカリーが富永啓生へメッセージ「これからも頑張ってほしい」|米大学バスケNCAA

YOKO B

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NBAゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとのツイート上でのやり取りについて、米大学バスケットボールNCAAディビジョン1のネブラスカ大に所属する富永啓生は「それはもう、嬉しかったです」と、日本時間2月26日(現地25日)のミネソタ大の試合後に笑顔で答えた。あのツイートによって、カリーと同じ舞台でプレイしたい気持ちが強くなったとも話していた。

その富永の気持ちを、3月8日(現地7日)のオクラホマシティ・サンダー戦後にカリー本人に伝えると、カリーは「シンプルなツイートが、勇気づけになったり、力になったりしていることが嬉しいね」と話した。

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「バスケットボールというゲームでポテンシャルを持っている人が、僕らのチームでやっていることを愛してくれていて、そこにインスピレーションを感じてくれたり、つながりができたりする機会になっていることが何よりだよ」

富永とカリーのツイッター上でのやり取りは、『BIG10ネットワーク』が2月17日(現地16日)に公式ツイッターで『日本のステフィン・カリー』と銘打って富永の短編ドキュメンタリー映像を紹介したことがきっかけだった。

そのツイートに、カリーが、"Love it, Keisei!"(いいぞ、啓生!)とリアクションし、それに対して富永も、"Apprecite it, Steph!"(ステフ、感謝します!)とツイートを返している。

カリーと富永の交流はこれが初めてではない。2019年6月のカリーの来日イベントで、富永はトークショー形式でカリーと対談し、様々なアドバイスを受けている。

その時の富永は、さらなる高みを目指して日本を飛び出そうとしていた。NJCAA(全米ジュニアカレッジ体育連盟)のレンジャー・カレッジ(テキサス州)に進むことが決まっていたのだ。そこから今、さらに上のステージであるNCAAディビジョン1のネブラスカ大で、その実力を発揮している。

富永の次の目標は、カリーと同じ舞台、すなわちNBAでプレイすること。時期については未定だが、その目標ははっきりしている。

カリーは、次のレベルに進もうとする富永に伝えたいメッセージとして、「これからも引き続き頑張ってほしいし、ゲームを楽しんでほしい」と話す。

「最終的にどこに行くことになったとしても、そうすることで自分自身のことがすごくわかるようになることが素晴らしいんだ。自分が本気でゲームに取り組んでいれば、得られるものがずっとあるからね」


ネブラスカ大は、日本時間3月6日(現地5日)のアイオワ大戦に81-77で勝利してレギュラーシーズン最終戦を終えた。富永は34分の出場で、11得点、2バウンドを記録。ネブラスカ大の今シーズンの公式戦の戦績は16勝15敗(BIG10カンファレンス9勝11敗)となった。

日本時間9日(現地8日)からはイリノイ州シカゴでBIG10トーナメントが開催され、ここからは、負ければシーズン終了となる。同日、ネブラスカ大(11シード)はミネソタ大(14シード)と対戦する。

写真提供:ネブラスカ大学
Photo courtesy of University of Nebraska

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YOKO B

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。