エンビード&タウンズがNBAで46年ぶりの記録 ともに60得点超と爆発

Jed Wells

坂東実藍 Miran Bando

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1月22日(日本時間23日)には、何かあるに違いない。

コービー・ブライアントが81得点をあげてから18年。NBA最高級のビッグマン2選手がこの日、得点量産のビッグパフォーマンスを披露している。

ひとりは昨季MVPのジョエル・エンビード。史上9人目となる70得点を達成し、フィラデルフィア・76ersの球団新記録を更新した。

一方で、シャーロット・ホーネッツに敗れたものの、ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズも62得点をマークしている。

NBAで同じ日に2選手が60得点超をあげたのは、デイビッド・トンプソンが73得点、ジョージ・ガービンが63得点を記録した1978年以来のことだ。

ジョエル・エンビードが球団新記録の得点でウェンバンヤマに勝利

昨季MVPのエンビードは、NBAドラフト2023で全体1位指名されたビクター・ウェンバンヤマを“歓迎”した。70得点、18リバウンドという驚異的なパフォーマンスで、76ersをサンアントニオ・スパーズ相手の勝利に導いている。

NBAでセンターが65得点超を記録したのは、エンビードが3人目となる。また、エンビードはウィルト・チェンバレンが保持していた76ersの1試合最多得点記録も更新した。

なお、ウェンバンヤマも33得点をあげたが、現在今季の得点王ランクで首位に立つエンビードには及ばなかった。

カール・アンソニー・タウンズが自己最多得点を更新

タウンズは前半だけで44得点をマーク。ただ、終盤は勢いを失い、ウルブズは15点リードからホーネッツに挽回を許した。

クリス・フィンチ・ヘッドコーチは試合後、「いつだって様々なかたちで未熟さが出る」と話している。

「ロスター全体に未熟なパフォーマンスが多かった」

「我々は完全に試合を軽んじてしまった。手にしたものはまったく自分たちにふさわしい」

エンビードとタウンズの歴史的な夜にソーシャルメディア反応

NBAのエリートクラスのビッグマンたちが歴史的なパフォーマンスを披露し、もちろんソーシャルメディアも沸いた。誰もが感嘆している。

原文:Joel Embiid, Karl-Anthony Towns break 45-year-old NBA record with incredible scoring outbursts(抄訳)
翻訳:坂東実藍

Jed Wells

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Jed is a writer and social media producer, who has a keen interest in the intersection of sports and popular culture, especially basketball. 

坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。