ジョーダン ブランドがバスケットボール日本代表の新ユニフォームサプライヤーに決定

大西玲央 Reo Onishi

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7月28日、日本バスケットボール協会(JBA)はバスケットボール男女日本代表の5人制と3人制のニックネームが、現在の『AKATSUKI FIVE』(アカツキファイブ)から『AKATSUKI JAPAN』(アカツキジャパン)に統一され、さらにユニフォームサプライヤーがこれまでのナイキから新たにジョーダン ブランドになることを発表した。

Akatsuki Japan
©JBA

現在、ジョーダン ブランドはフランス、クロアチア、スロベニアの3か国のバスケットボール代表チームをサポートしており、日本は世界4か国目、アジアでは初となる。2019年には、5人制男子日本代表選手である八村塁(NBAワシントン・ウィザーズ)が日本人として初めて同ブランドと契約している。

JBAの三屋裕子会長は「オールバスケで掲げる新たなニックネーム・シンボルマークと共に、バスケで日本を元気にするべく、常に日本に夜明けをもたらす先駆者であり日本社会に日の出の勢いをもたらす存在でありたいと思っています」と語る。

「また新ユニフォームに関しては、日本バスケットボール界が持つ無限の可能性をジョーダン ブランドに認められ、非常に光栄なことだと思っています。このユニフォームを着た日本代表は、すべてのバスケットボールプレイヤーの憧れの存在となり、誇りを持って試合に挑むことで『バスケで日本を元気に』していきたいと思っていますので、今後ますますの応援をいただけますよう、よろしくお願いします」

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ジョーダン ブランドは代表のユニフォームサプライヤーだけにとどまらず、ウインターカップ、ジュニアウインターカップ、全国ミニバスケットボール大会のスポンサーを行うことも発表しており、より日本のバスケットボール文化に深く関わりを持つこととなる。

記者会見に登壇した5人制男子日本代表である渡邊雄太は「本当に光栄の一言です」と話す。

「個人的にジョーダン ブランドが大好きで、普段からスニーカーや服を着用しているのですが、これを着ける以上、不甲斐ないプレイはできないなと思っています。世界で見てもジョーダン ブランドのロゴを着けてプレイできる国が少ないなかで、その国のひとつとしてやれるというのは光栄なことなので、頑張っていきたいと思っています」

新ユニフォームは、8月11日から宮城県仙台市で行われる男女代表チームの国際強化試合(女子が三井不動産カップ2022、男子がSoftBankカップ2022)で初めてコート上で着用される。さらに8月下旬には男子がFIBAバスケットボール ワールドカップ2023アジア地区2次予選第4節(ウィンドウ4)、9月には女子がFIBAバスケットボール ワールドカップ2022といった大会が控えている。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。