バスケ日本代表がイランに快勝 代表デビュー戦の金近廉はチームハイの20得点|試合結果・経過・ハイライト|FIBA W杯2023アジア予選第6節

青木美帆 Miho Aoki

バスケ日本代表がイランに快勝 代表デビュー戦の金近廉はチームハイの20得点|試合結果・経過・ハイライト|FIBA W杯2023アジア予選第6節 image

2月23日(木)に行われたFIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区2次予選ウィンドウ6(第6節)、日本代表(FIBAランキング38位)対イラン代表(同20位)の一戦は、日本が96-61の大差で勝利を収めた。

今節は、今年8月より日本(沖縄)とフィリピンで開催されるワールドカップ本戦に向けた予選最終節。日本代表は昨年8月の対戦で敗れていたイランに、リベンジを果たす格好となった。

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この試合は河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)を筆頭に、テーブス海(滋賀レイクス)、渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス)ら若い力が躍動。ディベロップメントキャンプから昇格した金近廉(東海大2年)は、3ポイント6本成功を含むチーム最多20得点、1ブロックと活躍し、衝撃の代表デビュー戦を飾った。

『スポーティングニュース』はこの試合をライブブログ形式で速報した。


最終スコア・試合経過・ハイライト

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本代表 22 30 23 21 96
イラン代表 16 13 16 16 61

16:47 河村がインタビューに登場。この予選でイランに勝つことができてなかったのでリベンジできてよかった。引き続きディフェンスをアグレッシブにやっていきたい。ワールドカップは日本開催ということでみなさんの前でプレーできることを楽しみにしている。この勝利に驕ることなくバーレーン戦でもプレーしたい」

16:46 ホーキンソンがインタビューに登場。「チームの勝利に貢献できるようにというマインドで試合に入った。メンバーとはオフコートでもいい関係ができていると思う。(以降、日本語で)初めて代表ゲームに勝てて本当に良かったです。みなさんのおかげで勝つことができました。たくさん応援してくれてありがとうございました。次の試合も頑張ります

16:43 金近がインタビューに登場。「キャンプに入ったときは緊張があってうまくいかない日々が続いたけど、今日はトムヘッドコーチから『出だしからどんどん打っていいよ』と言われていて、最初のシュートも入ったし、ガード陣も良いパスをくれた。自分の役割を果たせてほっとしている

16:42 ホーバスヘッドコーチがインタビューに登場。「新戦力が輝きました」というアナウンサーの問いかけに「あったりまえです!」とドヤ顔。「合宿当初は緊張していたけど、試合になると特別なシュートを決められた」と金近を評価した。 


16:37 試合終了、日本が96-61でイランに勝利。河村、テーブス、金近、井上ら若い力が最後まで躍動を見せた。

16:30 金近が止まらない! 3ポイントラインから多い距離から放った3ポイントがバンクで決まり、打った本人が驚きの表情。ベンチのホーバスヘッドコーチも笑顔を見せた。

16:29 テーブス、永吉イン。河村、テーブスの2ガード体制に。金近、タイムアウト明け早々に5本目の3ポイントを沈める。

16:28 西田のアシストから金近が4本目の3ポイントを成功させ、85-52。イランがタイムアウトを請求し、ベンチメンバーは金近を笑顔で迎える。

16:24 互いに膠着状態の時間帯が続く。富樫に代わって河村コートイン。

16:21 富樫の絶妙なピックアンドロールからホーキンソンが再びドライブからのダンクシュートに成功。直後のディフェンスでもイランの24秒オーバータイムを誘発させた。

16:19 第4クォーター開始。富樫、西田、金近、吉井、ホーキンソン。 


16:15 テーブスが絶好調。ドライブからカウントワンスローを沈め、キックアウトから金近の3本目の3ポイントシュートをお膳立てし、ラストオフェンスでは再びドライブからレイアップシュートを沈め、日本が75-45とイランをリードして第3クォーター終了。

16:11 テーブス、須田、金近、渡邉、永吉にメンバーチェンジ。

16:10 井上がアンスポーツマンライクファールを宣告されるも、直後のオフェンスで河村のアシストから得点に成功。ホーキンソンがゴール下を沈め、イランがタイムアウトを請求。日本67-36イラン。

16:06 比江島が初得点となる3ポイントシュートを成功させる。河村とホーキンソンのコンビネーションが冴える。

16:04 河村との2メンゲームからホーキンソンがレイアップからのダンクシュートを沈める。

16:00 第3クォーター開始。 河村、比江島、吉井、井上、ホーキンソンでスタート。河村がファーストオフェンスでレイアップシュートを決め、2桁得点に乗せる。


前半のスタッツリーダーは、得点=河村、金近(8点)、リバウンド=渡邉(7本)、アシスト=富樫、ホーキンソン(3本)。 

15:45 前半終了。イランがオールコートディフェンスを展開するなか、試合時間残り2秒で富樫がブルアップスリーを成功させ、日本が52-29とイランに大差をつけて前半を折り返す。

15:43 本日代表デビュー戦の金近が富樫のアシストから2本目の3ポイントを決め、さらにブロックも炸裂させる。イランはアウトサイドシュートが思うように決まらない。

13:40 ホーキンソンのアリウープパスから渡邉がボースハンドダンクを決める。44-25。イラン2度目のタイムアウト。

15:33 イランはディフェンスをマンツーマンからゾーンディフェンスに変更。渡邉がコートイン。金近がオフェンスリバウンドを押し込んで代表初得点を挙げると、トム・ホーバスヘッドコーチも思わずガッツポーズ。日本が1回目のタイムアウトを請求。日本36-22イラン。

15:29 金近コートイン。テーブスがフリースローを沈め29-19とリードをさらに拡大。イランが1回目のタイムアウトを請求。

15:24 須田、ホーキンソンがアウトサイドシュートをテンポよく沈める。須田がホーキンソンにアドバイスする様子も見られた。27-18。

15:21 第2クォーター開始。日本のメンバーはテーブス海、須田侑太郎、吉井、井上、ホーキンソン。


15:19  第1クォーター終了、日本が22-16でイランをリード。金近のパスから河村が1本目の3ポイントを沈め、続くポゼッションでも連続でイン。さらには永吉が奪ったリバウンドをドライブで得点するなど、終盤はまさに"河村劇場"の時間帯だった。

15:11 河村が交替直後から素晴らしいディフェンスを見せ、会場を沸かせる。永吉佑也がコートイン。

15:09 ホーキンソンのディフェンスリバウンドから渡邉がブレイクで得点。吉井も続けて得点を重ねるも、西田が1つ目のファールを犯す。河村勇輝、金近廉がコートイン。

15:06 吉井のアタックから井上が1本目のスリーポイントを沈める。井上に代わって渡邉飛勇がコートイン。

15:05 イランのアタックに対応できず、早くもチームファール4つ目。比江島に変わって西田優大がコートイン。

15:03  富樫が得意のプルアップスリーポイントを沈める。

15:01 試合開始。ホーキンソン→井上のゴール下で日本が先制。

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開催概要

  • 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア2次予選ウィンドウ6
  • 日程:2023年2月23日(木・祝)
  • 試合開始時刻(ティップオフ):午後3時
  • 放送局: DAZN / 日本テレビ系 / TVer

日本代表出場メンバー一覧(2/23 イラン戦)

※ナンバー、名前(姓名)、所属チーム、身長、体重、ポジション。

  • #2 富樫勇樹(千葉ジェッツ/167cm/65kg/PG)
  • #6 比江島慎(宇都宮ブレックス/191cm/88kg/SG)
  • #16 金近廉(東海大学/196cm/86kg/SF)
  • #17 須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ/190cm/87kg/SG)
  • #19 西田優大(シーホース三河/190cm/90kg/SG)
  • #24 ホーキンソン ジョシュ(信州ブレイブウォリアーズ/208cm/106kg/C/PF)
  • #33 河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ/172cm/68kg/PG)
  • #34 渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス/207cm/106kg/C)
  • #43 永吉佑也(ライジングゼファー福岡/198cm/115kg/PF)
  • #45 テーブス海(滋賀レイクス/188cm/85cm/PG)
  • #71 井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷/201cm/105kg/C)
  • #91 吉井裕鷹(アルバルク東京/196cm/94kg/SF)

※平均身長192.0cm、平均体重91.1kg、平均年齢25.7歳。情報は2022年2月22日現在のもの。

コーチングスタッフ

  • ヘッドコーチ:ホーバス トム(日本バスケットボール協会)
  • アソシエイトヘッドコーチ:ゲインズ コーリー(日本バスケットボール協会)
  • アシスタントコーチ:勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)

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青木美帆 Miho Aoki

青木美帆 Miho Aoki Photo

早稲田大学在学中に国内バスケットボールの取材・執筆を開始し、バスケ専門誌編集部などを経て2015年に独立。現在は国内バスケ関連の記事執筆、編集、映像コンテンツのコーディネートなどを中心に活動中。