バスケ日本代表がバーレーンに快勝。5連勝で予選をフィニッシュ|試合結果・経過・ハイライト|FIBA W杯2023アジア予選第6節

青木美帆 Miho Aoki

バスケ日本代表がバーレーンに快勝。5連勝で予選をフィニッシュ|試合結果・経過・ハイライト|FIBA W杯2023アジア予選第6節 image

2月26日(日)、FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区2次予選ウィンドウ6(第6節)の日本代表(FIBAランキング38位)対バーレーン代表(同84位)が行われ、95-72で日本代表が勝利した。『スポーティングニュース』は、この試合の模様をライブ速報形式でお伝えした。

日本代表は、ホーキンソン・ジョシュ(信州ブレイブウォリアーズ))の内外自在の得点と、献身的なリバウンドで序盤からアドバンテージを握る。さらには須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が6/9本という高確率の3ポイントシュートで助け、危なげない展開で快勝。5連勝という素晴らしい結果で今予選を締めくくった。

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最終スコア・試合経過・ハイライト

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本代表 32 19 22 22 95
バーレーン代表 19 16 22 16 72

15:49 須田がインタビューに登壇。「イラン戦からもっとよくなろうとチームで話した。ホーバス体制が始まってよくなってるのは自分たちが実感している。Bリーグも再開するけど各々がやるべきことをやって最高の状態で臨めるようがんばっていきたい」

16:30 富樫がインタビューに登壇。「約2年間ホーバスHCのもとでやってきて、今日2日間で成長した姿を見せられた。この予選をいい形で終われてよかった。(河村との同時コートイン)同じポジションで一緒にコートに立つことはほとんどないので、彼が出てきた時はちょっと笑ってしまったけれど、このサイズの選手が2人コートに立って走り回るのはバスケの魅力。これからも2人で引っ張っていけたらと思う。(本戦に向けて)半年まで迫っている。前回はケガで欠場したしチームとしても全敗。結果を残せなかった。今回はいい経験だったという言葉では負われない。結果を残すことだけに集中して準備したい」  


15:46 残り14秒からのらラストオフェンスで日本はプレーを選択せず。会場が拍手に包まれる中でタイムアップを迎えた。日本が95-72でバーレーンに勝利!

15:45 河村のアリウープパスから西田がシュート。放送席の馬瓜エブリンさんが「解説が追いつかない!」と言うほどにハイライトプレーが続出中。試合終了まで残り40秒!

15:39 ジャッジがリプレイ検証を実施。河村へのファールがアンスポーツマンライクファウルに変更される。西田、川真田イン。日本89-70バーレーン。

15:38 サイズが小さくなりリバウンドが苦しくなる日本。しかし河村がノーマークでドライブからのレイアップを沈め、直後のオフェンスでも光速のファストブレイクでバーレーンのファウルを誘う。

15:35 吉井→渡邉。バーレーンがヘッドコーチチャレンジを実施。

15:30 河村イン。富樫と河村の2ガード起用に会場が大きくどよめく。

15:29 富樫の3ポイントが2連続で決まる。

15:27 富樫、須田、吉井、井上、ホーキンソンで第4クォーター開始。テレビ朝日の中継にて、日本のグループF3位が確定したと報じられた。


15:23  第3クォーター残り14.0秒でバーレーンがタイムアウトを請求。バーレーンの最後のオフェンスを守りきって日本が73-57のスコアでクォーターを終了。ここまでの得点リーダーはホーキンソン(20得点)。

15:20 バーレーンが3ポイントを立て続けに成功させ、ホーバスHCが今試合最初のタイムアウトを請求。日本73-57バーレーン。富樫とテーブスの2ガード体制。

15:15 テーブスのアシストから須田が6本目の3ポイントをイン!成功率は75パーセントに向上。その後ホーバスHCがヘッドコーチチャレンジを実施したが、これは失敗に終わる。須田→比江島。

15:13 テーブス、金近イン。テーブスのアシストからホーキンソンがカウントワンスロー に成功。フリースローもきっちり沈める。

15:11 井上→渡邉。

15:10 河村がバーレーンのパスをインターセプトし、素早いドリブルから須田にパス。須田も素早いモーションから2ポイント(ラインを踏んでいた)を決め、得点が20点差に広がる。 

15:08 タフなディフェンスから波を掴んだ河村、1本目の3ポイントを成功させる。

15:05 第3クォーター開始。河村、須田、吉井、ホーキンソンでスタート。 河村のパスから迷いのないタフショット3ポイントを沈める。さらにホーキンソンのアシストから吉井も3ポイントを成功させる。


前半終了時点の主なスタッツリーダーはホーキンソン(15得点6リバウンド)、須田(12得点)、井上(6リバウンド)、富樫(5アシスト)。

14:49 富樫の最後のシュートは決まらず、日本51-35バーレーンで第2クォーター終了。

14:47 比江島のアリウープパスから渡邉がシュート成功。さらには富樫のアシストから強烈なダンクシュートを成功させた。

14:45 井上→渡邉。富樫が巧みなゴールアタックでファールを誘い、フリースローを奪う。

14:40 ディフェンスのファールがかさむ日本代表。ホーバスHCは硬い表情。須田が4本目の3ポイントシュートを沈め、現在の成功率は驚異の80パーセント。バーレーン2回目のタイムアウト。

14:38  金近はイラン戦に続き積極的に3ポイントを打つが、ここまでは当たりが来ない。富樫、比江島、須田イン。42-28。

14:35 吉井→金近。ホーキンソンがスティールからダンクを炸裂させる。

14:33 得点を10点差に縮められた日本だが、吉井が今度は3ポイントシュートを沈めて会場をどよめかせる。さらに吉井はダイナミックなドライブからキックアウトパスで井上に3ポイントを打たせることにも成功させた。

14:31 第2クォーター開始。テーブス海、西田優大、吉井、井上、ホーキンソンがスターティングメンバー。吉井がこのクォーターもアグレッシブなドライブから先制点を挙げる。


14:28 日本が32-19とバーレーンをリードして第1クォーター終了。

14:26 須田が3本連続の3ポイントに成功!しかし直後に2つ目のファールを宣告され、トム・ホーバスヘッドコーチから「手出さない!」と激しい檄が飛ぶ。

14:24 渡邉のタフショットを川真田がティップし、代表初得点を記録。さらにディフェンスリバウンドから河村→須田の3ポイントで素早く得点に成功し、日本が29-18とリードを広げる。

14:22 金近のキックアウトから須田が1本目の3ポイントに成功。

14:20 ホーキンソンにかわって川真田紘也がコートイン。河村のアシストから得点を狙ったが、ファーストシュートは失敗。

14:19 河村の技ありペイントアタックからホーキンソンがゴール下で得点。日本は内外角バランス良く得点を沈める。

14:16 河村勇輝、須田侑太郎、金近廉、渡邉飛勇がコートイン。須田がコートイン直後に素晴らしいディフェンスを披露。

14:14 吉井のポストアップからホーキンソンが2本目の3ポイントに成功。バーレーンが1つめのタイムアウトを請求。日本 18-7 バーレーン。

14:13 井上が1本目の3ポイントシュートを沈める。日本 13-7 バーレーン。

14:10 ここまで3ポイントが決まらなかった日本だが、一発目をホーキンソンが沈める。日本 9-4 バーレーン。

14:05 試合開始。吉井のドライブで先制。富樫のアシストからホーキンソンがゴール下を沈め、さらに得点を重ねる。

14:04 スターティングファイブ発表。日本代表は富樫勇樹、比江島慎、吉井裕鷹、井上宗一郎、ホーキンソン・ジョシュ。

14:00 日本の国歌斉唱。

13:59 バーレーンの国歌斉唱。

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開催概要

  • 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア2次予選ウィンドウ6
  • 日程:2023年2月26日(日)
  • 試合開始時刻(ティップオフ):14:05
  • 放送局: DAZN / テレビ朝日系 / TVer

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日本代表出場メンバー一覧(2/26 バーレーン戦)

23日のイラン戦から永吉佑也(ライジングゼファー福岡)が抜け、川真田紘也(滋賀レイクス)がメンバー入りを果たした。川真田は第6節直前合宿参加メンバー発表(1月31日)及び追加招集選手発表(2月14日)の時点では「日本代表育成強化選手として本合宿に参加」するとの注釈が付けられており、第6節の試合への出場登録はされないものと思われたが、今回晴れてメンバー入りとなった。

※ナンバー、名前(姓名)、所属チーム、身長、体重、ポジション。

  • #2 富樫勇樹(千葉ジェッツ/167cm/65kg/PG)
  • #6 比江島慎(宇都宮ブレックス/191cm/88kg/SG)
  • #16 金近廉(東海大学/196cm/86kg/SF)
  • #17 須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ/190cm/87kg/SG)
  • #19 西田優大(シーホース三河/190cm/90kg/SG)
  • #24 ホーキンソン ジョシュ(信州ブレイブウォリアーズ/208cm/106kg/C/PF)
  • #33 河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ/172cm/68kg/PG)
  • #34 渡邉飛勇(琉球ゴールデンキングス/207cm/106kg/C)
  • #45 テーブス海(滋賀レイクス/188cm/85cm/PG)
  • #71 井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷/201cm/105kg/C)
  • #91 吉井裕鷹(アルバルク東京/196cm/94kg/SF)
  • #99 川真田紘也(滋賀レイクス/204cm/110kg/C)

※平均身長192.5cm、平均体重90.7kg、平均年齢25.1歳。情報は2023年2月25日時点。

コーチングスタッフ

  • ヘッドコーチ:ホーバス トム(日本バスケットボール協会)
  • アソシエイトヘッドコーチ:ゲインズ コーリー(日本バスケットボール協会)
  • アシスタントコーチ:勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)

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青木美帆 Miho Aoki

青木美帆 Miho Aoki Photo

早稲田大学在学中に国内バスケットボールの取材・執筆を開始し、バスケ専門誌編集部などを経て2015年に独立。現在は国内バスケ関連の記事執筆、編集、映像コンテンツのコーディネートなどを中心に活動中。