FIBAワールドカップ2023 アジア地区予選の組み合わせ決定、日本は豪州や中国と同じB組に

及川卓磨 Takuma Oikawa

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8月31日、FIBA(国際バスケットボール連盟)はFIBA男子バスケットボール・ワールドカップ2023(2023年8月25日~9月10日開催予定)の各地区1次予選の組み合わせ抽選を行い、その結果を発表した。

アジア地区(オセアニアを含む)1次予選に参加する日本は、グループBに入った。日本のほか、オーストラリア(豪州)、中国、チャイニーズタイペイ(台湾)が同組となる。

アジア地区1~2次予選は2021年11月から2023年2月の約15か月にかけて、6回(ウィンドウ)に分けて開催される予定。各チームはグループ内のチームとそれぞれホーム&アウェイで対戦し、成績上位チームが本大会出場となる。

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FIBA W杯2023アジア地区1次予選(2021年11月~)の各グループの組み合わせ

グループA:ニュージーランド、韓国、フィリピン、インド
グループB:豪州、中国、日本、台湾
グループC:ヨルダン、レバノン、インドネシア、サウジアラビア
グループD:イラン、カザフスタン、シリア、バーレーン

FIBA W杯2023アジア地区2次予選(2022年8月~)の各グループの組み合わせ

グループE:フィリピン、A1位、A2位、C1位、C2位、C3位
グループF:日本、B1位、B2位、D1位、D2位、D3位

なお、W杯本大会の開催地であるフィリピンと日本は、開催国枠としてすでに本大会出場が決定している。同じく開催地のひとつであるインドネシアは、2022年7月に開催が予定されているFIBAアジアカップ2021(2021年開催予定だった大会が翌年に延期)で上位8チームに入った場合、開催国枠でのW杯本大会出場が決定する。

そのため、インドネシアがFIBAアジアカップ2021で上位8チームに入った場合、インドネシアは自動的にアジア地区2次予選進出(グループE)となり、同1次予選のグループCはインドネシアを除く上位2チームが2次予選進出となる。

また、インドネシアがFIBAアジアカップ2021で上位8チームに入った場合、フィリピン、日本、インドネシアが開催国枠としてW杯本大会出場となる。その場合、アジア地区のその他の本大会出場権は、その3か国を除く上位5チーム(合計8チーム)に与えられることになる。

インドネシアがFIBAアジアカップ2021で上位8チームに入らなかった場合、開催国枠は与えられず、インドネシアのアジア地区2次予選自動進出もなくなる。W杯本大会の開催国枠はフィリピンと日本のみに与えられることとなり、その他はアジア地区予選上位6チーム(合計8チーム)が得ることになる。

世界32か国が出場するFIBAバスケットボール・ワールドカップ2023は、フィリピン、日本、インドネシアの3か国による共催となる。複数国による共催はFIBAワールドカップ史上初めてとなる。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。