8月30日、沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)でFIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区2次予選ウィンドウ4(第4節)、日本代表(FIBA世界ランキング38位)対カザフスタン代表(同68位)の一戦が行われ、日本が73-48で勝利した。これで日本の同予選8試合の成績は3勝5敗、グループFの6チーム中5位となっている。
▶バスケ男子日本代表 試合日程・結果|FIBA W杯2023アジア予選
日本の先発メンバーには富樫勇樹(#2/千葉ジェッツ)、比江島慎(#6/宇都宮ブレックス)、馬場雄大(#18)、井上宗一郎(#71/サンロッカーズ渋谷)、ニック・ファジーカス(#22/川崎ブレイブサンダース)が名を連ねた。
日本は試合開始1分54秒で富樫が決めた3ポイントショットで5-6としてから、5分以上得点できない苦しい時間帯が続いた。だが、第1クォーター残り2分44秒にドライブを仕掛けた馬場がファウルをされながらも得点し、嫌な流れを断ち切った。
途中出場の河村勇輝(#33/横浜ビー・コルセアーズ)が相手のボールハンドラーにプレッシャーを与えるなどし、カザフスタンから6ターンオーバーを奪ってディフェンスで流れを引き寄せた日本は、14-13のリードで第1Qを終えた。
続く第2Q、日本は河村と西田優大(#19/シーホース三河)のコンビプレイからの連続得点で5点のリードを作ったものの、その後も攻める機会を手にしながらターンオーバーが目立ち、インサイドを攻め続けてくるカザフスタンに逆転を許してしまう。前半残り1.1秒で馬場が速攻からのドライブで相手のファウルを誘って獲得したフリースローを2本中1本決め、日本はかろうじて27-27の同点としてハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、日本はファジーカスのインサイドプレイ、井上の3Pショットなどで早い段階から10点をリードする。途中、相手に連続得点を許して6点差まで詰め寄られるも、フィジカル負けしない堅いディフェンスから生まれたトランジションなどで河村のプレイメイクが光り、49-37の12点リードで最終クォーターに突入した。
第4Qは日本が主導権を握り、速攻から西田の得点や馬場の豪快なダンクなどでリードを広げ続け、最後は25点の大差をつけて勝利を収めた。
日本は西田が13得点、馬場が11得点、5リバウンド、井上が3Pショット3本成功を含む9得点、河村が7得点、7アシスト、5スティールを記録した。
日本は11月に開催される2次予選ウィンドウ5(第5節)でバーレーン代表と、再びカザフスタン代表と対戦する。
▶バスケ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう