9月26日、FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022のグループB、日本対カナダの一戦がシドニー・オリンピックパーク・スポーツセンター(オーストラリア)で行われ、日本は57-63で敗れた。
女子日本代表の恩塚亨ヘッドコーチと先発ポイントガードの宮崎早織が試合後の記者会見でメディアからの質疑に応じた。
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「これまで練習を重ねてきているので、やってきたことを信じてプレイして欲しい」
――試合の感想。
宮崎:絶対勝ちたかったんですけど、このような形で負けてしまって悔しいです。
恩塚HC:私も選手たちの力になりきれなかったということで、本当に悔しい想いをしています。
選手たちは敗戦が続いて、悔しいなど色んな想いがあるなかで、その経験を糧にしてチーム一丸になって戦うという姿勢を見せてくれていました。終始お互いに声を掛け合って、力を振り絞っていこうとしてくれて、そのチームに対して勝利に導けていないことを本当に悔しく思っています。
――渡嘉敷来夢との連携について。
宮崎:自チームでも毎日のようにやっているので、そこは自信を持ってプレイできた点かなという風に思っています。
――試合の立ち上がりの悪さについて。今後も課題か。
恩塚HC:もちろんそう思っています。私はこのゲームを重ねるなかで、良くはなってきていると思っています。
今日の立ち上がりのところ、確かに第1クォーターに5点しか取れなかったのですが、オープンショットであったり良いペイントタッチをしてシュートの機会は得られていると思います。
とにかく選手たちには自信を持ってプレイして欲しいと思いますし、これまで練習を重ねてきているので、やってきたことを信じてプレイして欲しいと思っています。
――リバウンドについて。
恩塚HC:リバウンドは大きな課題として試合の前からミーティングでも強調して臨んでいます。改善点として、ヒットファーストで先にコンタクトすることと、ガードとフォワードの選手がカムバックして(戻って)5人でルースボールを拾いにいくっていうことを常に心掛けてプレイできるようにしています。
それが、やっぱり流れが良くないときはやり切れずにボールを拾われてしまって、オープンスリーに繋がった。そういうところが大きな敗因ではないかなという風に振り返っています。
――大会を通して選手たちの雰囲気はどうか。
宮崎:セルビアに負けたあとから、みんな負けてしまったことで空気が重たくなっているのかなと思ったのですが、やっぱりみんなひとりひとりが自分たちの役割をわかっているので、選手たちでもミーティングをして次の試合に臨もうと話はしていたので、そこまで雰囲気は悪くはなかったのかなと思っています。
――ターンオーバーの多さはオフェンスの選択肢が悪いからなのか。
恩塚HC:いくつか要因はあると思うのですが、オフェンスのチョイスが良くないこともあると思います。ただ、ボールマンが孤立してしまうということも原因だと思っていて、そういうことがないようにこの敗戦のなかで学んで、トレーニングをして、改善できたところはあるのかなと思っています。
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