【FIBA W杯アジア1次予選】日本はチャイニーズ・タイペイに1点差の惜敗

Tetsuya Ohashi

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2月22日に横浜国際プール(神奈川県横浜市)で開催されたFIBAバスケットボール・ワールドカップ2019アジア地区1次予選グループBの日本対チャイニーズ・タイペイは、70-69でチャイニーズ・タイペイが勝利を収めた。日本はこれで1次予選3連敗、チャイニーズ・タイペイは初白星(2敗)をあげた。

フィリピン、オーストラリアと対戦した11月の予選2試合でフィールドゴール成功率が40.5%とシュートが低調だった日本は、この日の第1クォーター序盤もオフェンスで苦しんだ。

ノーマークのショットを決め切れず、開始4分でわずか4得点。しかし、フルコートでプレスをかけた篠山竜青(#7)をはじめ、個々の激しい当たりでチャイニーズ・タイペイのオフェンスを封じると、最後は途中出場の比江島慎(#6)がオフバランスからブザービーターを沈め、11-17と6点ビハインドで第1Qを乗り切った。

第2Qは辻直人(#3)の3ポイントショーが開演。開始早々に1本目を決めると、その後もスクリーンを使ってフリーの状態をうまく作り出し、わずか約5分半の間に計4本を叩き込んでみせた。

日本はディフェンスでも引き続き激しい当たりを見せ、第1Qに8点を許したチャイニーズ・タイペイのエース、クインシー・デイビス三世(#50)を無得点に抑えた。その後もコンスタントに得点を重ねた日本は、この10分間で24-12と突っ走り、35-29の6点リードで前半を終えた。

第3Qは比江島の2連続スティールで幸先のいいスタートを切った日本だったが、その後は細かいミスを連発。その間、チャイニーズ・タイペイは着実に加点し、残り6分50秒にはデイビスがハイ&ローからのシュートを決めて39-40と逆転に成功する。さらにこのクォーターの終盤には、オールコートの2-2-1や2-3のゾーンディフェンスを展開。日本は辻の2本連続3ポイントで食らいつき、何とか49-51の2点ビハインドで最終Qへ持ち込んだ。

第4Qは辻の連続5得点と激しいチームディフェンスで、日本が一気に突き放すと思われたが、そこからチャイニーズ・タイペイが意地を見せる。Ying-Chun Chen(#10)の積極的なドライブで着実に加点し、守っても激しいインサイドでの守備で日本のミスを誘発。試合残り1分20秒には、デイビスがミドルショットを沈めて68-62とリードを6点に広げてみせた。

対する日本は、残り44秒にアイラ・ブラウン(#35)、残り8秒にも篠山がフリースローを1本も決められないという痛恨のミス(篠山の2本目は故意のミス)。残り2.5秒には辻が1点差に迫る3ポイントを沈めるも、その後チャイニーズ・タイペイに時間をつぶされて万事休す。

日本は辻が3ポイント8本を含むチームトップの26得点をあげたほか、比江島が14得点、ブラウンが12得点を記録。チーム全体のFG成功率は37.1%(26/70)にとどまった。

チャイニーズ・タイペイは、Chen(#9)とLong-Mao Hu(#10)が15得点、デイビスが12得点、11リバウンド、6アシストをマーク。FG成功率は44.1%(26/59)と日本を大きく上回った。

なお、同日行なわれた同じグループBのオーストラリア対フィリピンは、84対68でオーストラリアが勝利している。

次戦は25日に日本がフィリピン、チャイニーズ・タイペイがオーストラリアと、それぞれ敵地で対戦する。

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