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FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区1次予選のウィンドウ3が、今週末から始まる。AKATSUKI JAPANこと日本代表はここまで4戦全敗でグループB最下位に甘んじているが、まだ逆転での1次予選突破の可能性が残されている。本稿では、6月29日に千葉ポートアリーナで行なわれるオーストラリア戦を展望する。
日本は昨年11月のウィンドウ1で、オーストラリアに58-82で惨敗している。敵地で行なわれたこの試合では、3ポイントショットを42.9%という高確率で決められただけでなく、リバウンドも21-48と圧倒された。さらには、フルコートプレスでリズムを狂わされ、フィールドゴール成功率は38.2%に抑えられた。
しかもオーストラリアは今回、マシュー・デラベドーバ、ソン・メイカー(ともにNBA ミルウォーキー・バックス)という、現役NBA選手が参戦する。司令塔のデラベドーバは2度オリンピックに出場した経験があり、メイカーは216㎝というサイズに似合わぬ機動力を持つ。すでに1次予選突破を決めているものの、2次予選にも1次予選の成績が持ち越されることもあって、このウィンドウ3も一切手を緩めることはないだろう。
対する日本も、前回の対戦時から大きく異なる点がある。八村塁(ゴンザガ大)とニック・ファジーカス(Bリーグ 川崎ブレイブサンダース)の加入だ。アメリカの強豪チームで2年間プレイしてきた203cmの八村は、将来のNBA入りが有力視される逸材。4月に日本への帰化が許可された210cmのファジーカスは、JBL、NBL、Bリーグと長らく日本リーグでトップを走ってきたセンターで、かつてNBAでプレイした経験もある。
6月15、17日に行なわれた韓国代表とのテストマッチ(国際強化試合)で、早速2人は揃って先発した。八村は野性味あふれる豪快なドライブで得点を奪い、ファジーカスは相手のファウルを誘いながらインサイドで得点を積み重ね、そしてリバウンドを奪った。こうしたオプションは、それまでの日本代表にはなかったものだ。
オーストラリアに対しても、八村とファジーカスのサイズがあれば前回の対戦時ほどリバウンドで圧倒されることはないだろう。とりわけディフェンシブ・リバウンドはしっかり奪って、相手にセカンドチャンスを与えないようにしなければならない。また、2人の加入によって、それまで孤軍奮闘を強いられていた比江島慎(シーホース三河)の負担も軽減されるだろう。先の韓国戦でも、「スペースができて楽にプレイできた」と認めている。
懸念は193cmのデラベドーバに対するディフェンスだ。日本の司令塔陣はサイズ・パワーともにデラベドーバに劣るため、そこをどのようにカバーするのか、フリオ・ラマス日本代表ヘッドコーチの手腕が問われる。ポイントガードでは191cmと最もサイズがあり、パスセンスも高い宇都直輝(富山グラウジーズ)がキーマンとなるかもしれない。
オーストラリアのFIBAランキングが10位であるのに対して、日本のそれは48位と大差をつけられている。実力差を鑑みれば、「勝負は7月2日のチャイニーズ・タイペイ戦」という声が聞かれるのも無理はないのかもしれない。しかし、現在ロシアで開催中のサッカー・ワールドカップでは、日本代表が大会前の悲観的な予想を裏切り、好結果を残している。
勝負に絶対はない。次は、”AKATSUKI FIVE”(日本代表の愛称)の番だ。
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