FIBA U18アジア選手権2022 大会結果まとめ:日本代表出場選手・試合結果・優勝チーム・最終順位・MVP・ベスト5ほか

及川卓磨 Takuma Oikawa

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バスケ男子U18日本代表の得点源として活躍した川島悠翔は大会ベスト5に選出(写真:FIBA)

FIBA U18アジア選手権2022(FIBA U18 Asian Championship)が8月21日から28日にかけてイランのテヘランで行われた。今大会の上位4チーム(韓国、日本、中国、レバノン)は2023年にハンガリーで開催されるFIBA U19バスケットボールワールドカップ2023の出場権を獲得している。

ここでは、バスケットボール男子U18日本代表の出場選手、試合結果、大会結果、大会MVP&ベスト5、放送情報、FIBA U19 W杯情報などについてまとめる。

FIBA U18アジア選手権 開催地・日程

  • 開催地:テヘラン(イラン)
  • 日程:2022年8月21日~28日

バスケ男子U18日本代表メンバー

  • #4 ジェイコブス 晶(SG/201cm/横浜ビー・コルセアーズU18)
  • #5 マックニール キシャーン 大河(SG/184cm/Tokyo Samurai)
  • #6 轟 琉維(PG/167cm/福岡第一高3年)
  • #7 湧川 颯斗(SF/194cm/福岡大学附属大濠高3年)
  • #8 境 アリーム(PF/198cm/開志国際高3年)
  • #9 山田 哲汰(PG/187cm/白樺学園高3年)
  • #10 小澤 飛悠(SF/188cm/中部大学第一高3年)
  • #11 坂本 康成(SG/194cm/中部大学第一高3年)
  • #12 星川 開聖(SF/193cm/洛南高3年)
  • #13 副島 成翔(C/197cm/福岡大学附属大濠高3年)
  • #14 川島 悠翔(PF/200cm/福岡大学附属大濠高2年)
  • #21 八重樫 ショーン龍(SG/185cm/仙台大学附属明成高3年)

コーチングスタッフ

  • ヘッドコーチ:マルチネス アレハンドロ(日本バスケットボール協会)
  • アシスタントコーチ:常田 健(中部大学第一高等学校)
  • アシスタントコーチ:入野 貴幸(東海大学付属諏訪高等学校)

※選手、コーチの情報は日本バスケットボール協会発表資料に基づく。所属は2022年8月15日時点。

日本代表の試合日程・結果

グループフェーズ

8月22日 レバノン 63-84 日本
8月23日 日本66-68 イラン

準々決勝

8月24日 チャイニーズタイペイ 60-76 日本

準決勝

8月26日 レバノン 67-80 日本

決勝

8月28日 韓国 77-73 日本|戦評

グループAの日本はレバノン、イランと対戦して3チームともに1勝1敗の三つ巴に。得失点差(日本+19、イラン0、レバノン-19)により日本がグループ首位を獲得した。準々決勝では、湧川が14得点、11リバウンド、6アシスト、4ブロック、川島が14得点、9リバウンド、八重樫がチーム最多の19得点をマークしてグループC2位のチャイニーズタイペイに勝利。大会ベスト4に入った日本は来年(2023年)ハンガリーで開催されるFIBA U19 W杯の出場権を獲得した。日本のほか、中国、レバノン、韓国がU19 W杯出場権を獲得している。

続く準決勝のレバノン戦では、小澤がチーム最多21得点、川島が19得点、9リバウンド、八重樫が12得点をあげて勝利を収め、日本は2016年以来2大会ぶりの決勝進出を果たした。

日本は大会最終日の28日(日本時間22:30~)にアザディ・バスケットボールホール(テヘラン)で行われた韓国との決勝戦に73-77で惜敗し、準優勝となった。

大会参加チーム・グループ

  • グループA:イラン、日本、レバノン
  • グループB:中国、韓国、インド
  • グループC:チャイニーズタイペイ、フィリピン、シリア、カタール

大会最終順位

  • 優勝:韓国
  • 準優勝:日本
  • 3位:中国
  • 4位:レバノン
  • 5位:イラン
  • 6位:フィリピン
  • 7位:チャイニーズタイペイ
  • 8位:カタール

大会MVP・ベスト5

  • Lee Juyeong(韓国 #5) - MVP
  • Lee Chae Hyung(韓国 #7)
  • Mohammad Amini(イラン #6)
  • 川島悠翔(日本 #14)
  • Yang Hansen(中国 #15)

放送情報・視聴方法

大会はFIBA公式YouTubeチャンネルでライブ配信された。インターネット利用環境が整っていれば、特別な契約などは必要なく無料で視聴することが可能だ。日本国内におけるテレビ放送は行われなかった。

FIBA U19 W杯2023 開催地・日程

  • 開催地:デブレツェン(ハンガリー)
  • 日程:2023年6月24日~7月2日

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。