バスケ男子日本代表がシリアに圧勝 グループ予選2連勝|FIBAアジアカップ2022

大西玲央 Reo Onishi

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7月15日、インドネシアのジャカルタで開催されているバスケットボール男子のFIBAアジアカップ2022でグループ予選の日本代表対シリア代表の一戦が行われ、日本が117-56とダブルスコアで圧勝した。日本はグループ予選2連勝としている。

日本の先発メンバーは、一昨日のカザフスタン戦に続いて富樫勇樹(#2/千葉ジェッツ)、西田優大(#19/シーホース三河)、吉井裕鷹(#91/アルバルク東京)、渡邊雄太(#12)、ルーク・エヴァンス(#3/ファイティングイーグルス名古屋)が名を連ねた。

序盤からフリーの状態での3ポイントショットを生み出すことに成功した日本は、早々に試合の主導権を握った。ベンチから出場した富永啓生(#39/ネブラスカ大学)も3Pを4本中3本成功させるなど、チームとして16本中7本を沈めて第1クォーターを29-9と圧倒した。

続く第2Q、須田侑太郎(#17/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が3Pを連続で決め続けた日本がさらにリードを広げる。前半だけで須田が3P 8本中7本成功、富永が6本中5本成功、チームとしても30本中18本成功(成功率60%)と高確率で決め、68-27の大量リードでハーフタイムを迎えた。

後半に入っても、日本は勢いを止めることなく、シリアを圧倒し続け、スターティングメンバーを温存しながらも大勝した。

日本は須田が3P12本中9本成功などで試合最多の33得点をあげたほか、富永が3P11本中7本を沈めて23得点、吉井が12得点、渡邊が8得点、6リバウンド、3アシストを記録した。日本はチーム全体で34アシスト、3P52本中27本成功(51.9%)をマークした。

グループ予選の成績を2勝0敗とした日本は、7月17日(日)にグループ予選首位通過を懸けてイラン代表(2勝0敗)と対戦する。イラン戦に勝ってグループ首位になれば準々決勝進出、グループ2位なら準々決勝進出決定戦へ回ることになる。

ボックススコア

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。