Bリーグオールスターゲーム2023:Bブラックが勝利、MVPは篠山竜青が受賞|試合経過・結果・ハイライト

青木美帆 Miho Aoki

Bリーグオールスターゲーム2023:Bブラックが勝利、MVPは篠山竜青が受賞|試合経過・結果・ハイライト image

2023年1月13日〜14日、プロバスケットボールリーグ『B.LEAGUE』(Bリーグ)のオールスターゲーム『ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO』がアダストリアみとアリーナ(茨城県水戸市)にて開催された。

3年ぶりに開催された年に一度のお祭りは、14日にメインイベントのBリーグオールスターゲームが開催され、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)がキャプテンを務めるB.BLACK(Bブラック)が127-123でB.WHITE(Bホワイト)に勝利した。水戸黄門に扮し、神輿に乗るというド派手な演出で入場したBブラックの篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)がMVPに選出された。

▶あなたは何問正解できる? 究極のスポーツクイズに挑戦しよう

『スポーティングニュース』は、16時30分開始のBリーグクラブの18歳以下チーム所属選手たちによる『B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME』と、19時15分開始のBリーグオールスターゲームの模様をライブで速報。イベント2日目となった14日の模様、試合経過、結果、ハイライトをまとめた。

関連記事:Bリーグオールスター2023 出場予定選手一覧

Bリーグオールスターゲーム2023 最終スコア

チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q
B.BLACK 29 37 31 30 127
B.WHITE 23 32 44 24 123

ボックススコア(外部サイト)

Bリーグオールスターゲーム2023 試合経過・ハイライト

21:14 平尾の音頭で「1、2、3、Bリーグ!」と唱和。金テープが舞い上がり、選手たちはコートを一周して退場。オールスターの公約を果たしたベンドラメは、サイン入りバッシュを観客の子どもにプレゼントした。

21:11 フィナーレがスタート。来年のオールスターが沖縄で開催されることを受け、平尾から今村へとボールリレーが行われ、それぞれがスピーチした。

「今年の茨城以上に楽しんでもらえるような会場づくり、プレーができればと思う。沖縄アリーナで待っています」(今村)

署名活動から始まった茨城オールスター。無観客開催で悔しい思いをしたが、ついに開催できた。関係者やスタッフの方に感謝している。各チームの選手、ファンのみなさんもありがとうございました。みなさまのおかげで茨城県全体が盛り上がり、素晴らしいオールスターなりました。来年も無事に開催され、素晴らしいバスケの祭典になることを願っている」(平尾)

21:09 河村がバスケットLIVE on fire賞を受賞。「すごくうれしいです。キャプテンの使命を果たせたわかならいけどチームメイトに助けられた。2日間リラックスして楽しめた」とコメント。

21:06 富樫がMIP賞を受賞。副賞のファッション1年分を受け、「セバスのサイズがなかったからかな」とジョークを言った。

21:04 表彰式スタート。MVPの賞金が100万円とアナウンスされると、会場は大きくどよめいた。

21:00  篠山のMVPインタビュー。「何が怖いってSNSを開くのが怖い。チームメイト全員が活躍したからMVPを選びきれなかったと解釈して、チームを代表して僕が受け取るという捉え方をしたい。このあといただいたものをチームメイトに献上して、信頼を取り戻したい」。

20:58 「試合で活躍した選手から選んで!」と激しく訴えたにもかかわらず、わずか3得点の篠山がMVPを獲得。チームメイトたちから愛情あふれる大ブーイングが飛んだ。

20:50 途中経過でダントツの得票数を集めている富樫。コメントを求められ、「勝ったチームからMVPを出してほしい」とファンに呼びかけ。

20:50 試合終了後、サイズ、シェーファー、富樫、篠山の4選手へのMVP投票(SNSによるファン投票)がスタート。

20:48  B.BLACKの2点リードで河村がフリースロー獲得。富樫がシュート前の河村に何事かささやいたが、河村はしっかり2本決め、ステフィン・カリー(NBAゴールデンステイト・ウォリアーズ)の「Night, Night」ポーズを披露(その様子を藤井が使い捨てカメラ『写ルンです』で撮影)。127-123でB.BLACKが勝利した。

20:44 残り21.2秒、富樫が3ポイントを決め返す。B.BLACK 125-123 B.WHITE。

20:43 河村、勝利を決定づける4本目の3ポイントシュートを沈める。B.BLACK 125-118 B.WHITE。

20:40 試合時間残り4分を切り、お互いガチンコモードに。佐々HCが藤井のファールにヘッドコーチチャレンジを試みるも、アンスポーツマンライクファールにはならず。

20:37 クーリーとサイズが河村を抱え上げ「高い高いダンク」を試みるも、不発。

20:35 オフィシャルタイムアウト。B.BLACK 115-109 B.WHITE。MVP候補の河村がサイズのパスから素晴らしい3ポイントシュートを沈める。

20:31 辻と藤井の激しいボール争い。藤井の激しい抗議が認められ、オールスター初のヘッドコーチチャレンジが実施され、B.BLACKボールの判定に。

20:29 106-106の同点に。B.WHITEタイムアウト。

20:25 第4クォーター開始。

20:24 第3クォーター終了。B.BLACK 97-99 B.WHITE。金丸の3連続3ポイントシュートでクォーターエンド。

20:22 リーグ屈指のシューター・金丸がこの試合初の3ポイントシュートを沈める。直後にはシェーファーが6本目をイン!

20:19 古川の得点でB.WHITEが逆転。

20:14 エドワーズのダンクでB.WHITEが3点差まで点差を詰め、B.BLACKがタイムアウト。B.WHITE佐々宜央ヘッドコーチが古川に「リバウンド行け!」と檄を飛ばす。

20:12 B.BLACKのディフェンスの強度がアップ。河村、ベンドラメが執拗にボールに手を出していく。

20:08 後半開始。メンバーは以下の通り。

B.BLACK=河村、藤井、ベンドラメ、ロシター、スミス

B.WHITE=橋本、比江島、辻、ビュフォード、エドワーズ

19:52 前半終了。B.BLACK 66-55 B.WHITE。オールスターならではのハイスコアゲームではあるが、両チームともに要所で締まったディフェンスを見せ、見ごたえのある試合展開。

19:51 シェーファーが4本目の3ポイントを沈め、カズダンスからの辻ポーズを披露。

19:49 平尾充庸(茨城)が地元オールスターで連続得点。大きな歓声を浴びる。

19:47 富樫が篠山から3ショットファールを誘い、してやったりの表情を見せる。

19:43 DAY1の3ポイントコンテストでふるわなかった比江島がエアボール。「これはシーズンに影響するかもしれない」と安齋さんがコメント。

19:39 辻が3ポイントを決めるも大塚がお返し。2人並んで「辻ポーズ」を披露。

19:37 第2クォーター開始。

19:35 シェーファーが3本目の3ポイントを沈め、第1クォーター終了。B.BLACK 29-23 B.WHITE。

19:31 シェーファーの3ポイントが決まり、B.BLACKがタイムアウト。B.BLACKは宇都直輝(奈良)、大塚裕土(A千葉)、熊谷航(信州)、B.WHITEは辻直人(広島)、長谷川暢(秋田)、狩俣昌也(長崎)がコートイン。

19:28  B.BLACKが選手交代。藤井祐眞(川崎)ベンドラメ礼生(SR渋谷)、ジョシュア・スミス(富山)ライアン・ロシター(A東京)がコートイン。

19:26 B.WHITEが選手交代。並里成(群馬)、古川孝敏(秋田)、橋本竜馬(北海道)、シェーファー アヴィ幸樹(三河)、ギャビン・エドワーズ(千葉J)がコートイン。

19:25 富樫に対して篠山と河村が激しいダブルチームをしかけ、スティールに成功。河村→今村とつなぎ、サイズがアリウープダンクを決めた。B.WHITEはすかさずタイムアウト。

19:21 両チームともに和やかな様子で試合開始。ジャンプボールに入ったのは河村勇輝と富樫勇樹の「Wユウキ」。スターティングファイブは以下の通り。

B.BLACK=河村勇輝(横浜BC)、篠山竜青(川崎)、セバスチャン・サイズ(A東京)、ジャック・クーリー(琉球)、今村佳太(琉球)

B.WHITE=比江島慎(宇都宮)、富樫勇樹(千葉J)、金丸晃輔(三遠)、ペリン・ビュフォード(島根)、ジョシュ・スコット(宇都宮)

19:13 フォトセッション。篠山は水戸黄門の扮装の下に『SLAM DUNK』の湘北高校のユニフォームを着込むという用意周到さ。「選手入場で120パーセントを出す」というイベント前の意気込みをしっかり達成した。

19:08 スターティングファイブ入場。比江島慎(B.WHITE)は黄色の全身タイツでお立ち台に現れ、照れながら会場に投げキッス。篠山竜青(B.BLACK)は水戸黄門に扮し、神輿にかつがれ、ド派手な演出で入場した。

19:03 岡崎体育さん、木村昴さん、アイクぬわらさんのMCで選手入場。選手は一人ひとりお立ち台に立ってから入場。一人目の辻直人(B.WHITE)はピンクの全身タイツで登場。

19:13 フォトセッション。篠山は水戸黄門の衣装の下に着込んだ湘北高校(SLAM DUNK)のユニフォームを披露した後、オールスターのユニフォーム姿になった。

18:55 オープニングショー開始。ALI feat. J-REXXX, RUEEDが「FIGHT DUB CLUB」(B.LEAGUE 2020-21 SEASON公式テーマソング)、岡崎体育 featuring 木村昴 & アイクぬわらが「Insane (B.LEAGUE version)」(B.LEAGUE 2022-23 SEASON公式テーマソング)を生パフォーマンス。

18:47 B.BLACKのキャプテン、河村勇輝がバスケットライブの放送席に登場。「すごく楽しみです。リーグ戦や代表戦とは違った雰囲気を感じて楽しんでもらえればと思います」。ゲストのテーブス海(滋賀レイクス)に「MVPをとってくれるんですか?」と問われ、「海と同じようにハーフコートショットを決めたいです」とコメント。

18:45 B.WHITEのキャプテン、比江島慎がバスケットライブの放送席に登場。「久しぶりの開催なのですごくわくわくしています。キャプテンとしてプレーだけでなくチームの雰囲気をよくしたいです」。解説の安齋竜三さんに「昨日の3ポイントコンテストは不甲斐ない感じだったのでスリーは期待してないですけど」と言われ苦笑し、「スリー以外のプレーを見せたいです」と意気込んだ。


Bリーグ U18オールスターゲーム 最終スコア

チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q
B.LEAGUE U18 EAST 19 23 23 21 86
B.LEAGUE U18 WEST 14 19 18 25 76

ボックススコア(外部サイト)

Bリーグ U18オールスターゲーム 試合経過・ハイライト

18:05 木戸龍斗(B.LEAGUE U18 WEST)インタビュー(要旨):「普段敵同士のメンバーと試合ができて楽しかったです。今日は遠いところから足を運んでいただきありがとうございました。僕はBユースはこれからもがんばっていくので、応援よろしくお願いいたします」

18:04 山﨑成隆(B.LEAGUE U18 EAST)インタビュー(要旨):「普段一緒にプレーしないメンバーとやるので合わせるのが難しかったけれど、1人ひとりがスキルを持っているので、カバーし合いながら全員で戦えました。最初は様子見で引いてしまうところもあったけれど、せっかくの大舞台。みんなで盛り上がろうと言い合あいました。僕は180センチ代後半の身長で、外からのオフェンスやリバウンドなど幅広くプレーできます。これからもっとスキルを伸ばして、もっと自分の名前をアピールできるようになっていきたいです」

18:03 試合終了。B.LEAGUE U18 EAST 86-76 B.LEAGUE U18 WEST。

17:58 残り2分を切ってB.LEAGUE U18 WESTがビハインドを1桁差に縮める。

17:44 第4クォーター開始。

17:42 第3クォーター終了。B.LEAGUE U18 EAST 65-51 B.LEAGUE U18 WEST。B.LEAGUE U18 EASTが内藤、大森、山﨑成隆(SR渋谷)らの高さでアドバンテージを握り、一時20点近くリードを奪ったが、B.LEAGUE U18 WESTは、DAY1のスキルズチャレンジに出場した須藤が奮闘。点差を縮め、最終クォーターに望みをつなげた。

17:24 第3クォーター開始。

17:13 第2クォーター終了。B.LEAGUE U18 EAST 42-33 B.LEAGUE U18 WEST。

16:52 第2クォーター開始。最年少の村岡遥斗(山形ワイヴァンズU15)がコートイン。

16:49 第1クォーター終了。B.LEAGUE U18 EAST 19-14 B.LEAGUE U18 WEST。

16:35 試合開始。

16:29 スターティングファイブ発表。

B.LEAGUE U18 EAST=藤井大(宇都宮U18)、平岡勇人(横浜BC U18)、内藤耀悠(北海道U18)、倉光晴(秋田U18)、大森康瑛(SR渋谷U18)

B.LEAGUE U18 WEST=木戸龍斗(三河U18)、稲葉耕佑(京都U18)、藤原拓海(大阪U18)、須藤春輝(琉球U18)、佐藤遼乙(名古屋D U18)

16:25 出場選手発表。緊張しつつしっかりポーズを決める選手が多数。

16:13 選手入場。ウォーミングアップ開始。


※以下、イベント開始前時点の情報。

Bリーグオールスター2023の主なイベント日程・タイムスケジュール

DAY 1(1日目/1月13日)

  • 16:25 ダンクコンテスト、G-SHOCK スキルズチャレンジ、スリーポイントコンテスト
  • 19:00 B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME(アジア特別枠選抜vs国内若手選抜)

DAY 2(2日目/1月14日)

  • 16:30 B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME(B.LEAGUE U18 EAST vs B.LEAGUE U18 WEST)
  • 19:15 ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME(B.BLACK vs B.WHITE)

Bリーグオールスターゲーム2023をテレビ・ネットで見る方法

テレビ放送

  • NHK BS1(19時〜)
  • J SPORTS 3(18時45分〜 )

※NHK BS1はNHKの衛星契約が必要。J SPORTS 3も有料契約が必要。

インターネット配信

※バスケットLIVEはYahoo!プレミアム会員であれば追加料金なしで視聴が可能。スポーツナビはYahoo!プレミアム会員限定。J SPORTSオンデマンド、Amazon Prime Videoチャンネル、Huluはそれぞれ有料会員登録が必要。

▶バスケ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

青木美帆 Miho Aoki

青木美帆 Miho Aoki Photo

早稲田大学在学中に国内バスケットボールの取材・執筆を開始し、バスケ専門誌編集部などを経て2015年に独立。現在は国内バスケ関連の記事執筆、編集、映像コンテンツのコーディネートなどを中心に活動中。