【速報】バスケ日本代表は89対109でオーストラリア代表に敗れる 順位決定戦へ|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023 1次ラウンド第3戦

一野洋 Hiroshi Ichino

【速報】バスケ日本代表は89対109でオーストラリア代表に敗れる 順位決定戦へ|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023 1次ラウンド第3戦 image

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8月29日、バスケットボール日本代表は2次ラウンド進出をかけて、FIBAバスケットボールワールドカップ2023のグループフェーズ(1次ラウンド)第3戦をオーストラリア代表と沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で対戦した。勝てば史上初の2次ラウンド進出が決まる日本だったが、世界ランキング3位のオーストラリアに89対109で敗れた。1勝2敗でグループEの3位となった日本は、順位決定戦へ進むことになり、残り2試合でパリ五輪出場権をかける。

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27日に実施された1次ラウンド第2戦でフィンランドを下し、歴史的勝利を挙げて勢いに乗る日本代表だったが、世界3位の壁は厚くて高かった。

日本代表はフィンランド戦から富樫勇樹と原修大に変えて河村勇輝と比江島慎をスタメンに起用し、馬場雄太、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソンを加えた5人でスタートした。第1クオーターこそ何とか食らいついていた日本代表だったが、第2クオーターにNBA選手9人を擁するオーストラリア代表に徐々に力の差を見せつけられ点差を離されていく。日本代表も外からのシュートがことごとく嫌われ、22点のビハインドで前半を折り返した。

史上初の2次ラウンド進出を目指す日本代表は、第3クオーターに意地を見せる。一時は最大27点差まで離されたが、第3クオーター残り8分に馬場がドライビングレイアップを決めてから潮目が変わり始める。馬場のスリーポイント、ホーキンソンの豪快なダンク、河村の3点シュート、渡邊のジャンプシュートなど主力が次々と得点を重ねる。その後は再び離されるが、今度は主将の富樫とホーキンソンの活躍で食らいつき、第3クオーターだけで言えば35対30でオーストラリア代表をスコアで上回った。

そして、最終クオーター残り4分にはその差を13点にした日本だったが、勝負所でオーストラリアのアグレッシブな守備の前にシュートを思うように決められず。逆に失点を重ね、18点差をひっくり返したフィンランド戦のような奇跡を再び起こすことは叶わなかった。

日本代表は、ホーキンソンが両チーム最多の33得点7リバウンドと奮闘。さらに、渡邊が24得点7リバウンド、3試合目にしてようやく今大会初得点を決めた富樫も14得点7アシストをマークした。

この結果、1勝2敗の日本代表はグループEの3位となり、順位決定戦へ回ることになった。順位決定戦では、グループFの下位2チームと対戦する。グループFはスロベニア代表(2勝0敗)、ジョージア代表(1勝1敗)、カーボベルデ代表(1勝1敗)、ベネズエラ代表(0勝2敗)が所属し、30日の試合結果で順位が決定する。

日本代表は、今大会でアジア最上位となれば、パリ五輪出場が決まる。勝敗、得失点差は順位決定戦にも引き継がれ、残り2試合で2大会連続の五輪出場を目指す。

スコア

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本 17 18 30 19 89
オーストラリア 25 32 35 22 109

ボックススコア

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試合経過・ハイライト

※時刻は日本時間表記。

21:45 試合終了。オーストラリアが109-89で日本に勝利。

21:45 日本は河村と西田のスリーポイントはいずれも失敗。

21:44 河村とホーキンソンのホットラインで得点。日本 89-107 オーストラリア

21:41 ヘッドコーチチャレンジの結果、アンスポーツマンライクファウルでオーストラリアはフリースロー2本獲得。日本 87-106 オーストラリア

21:39 渡邊が5つ目の反則でファウルアウト。

21:38 渡邊が執念でフリースロー2本獲得。1本成功。日本 87-104 オーストラリア

21:38 比江島のスリーポイントはゴールに嫌われる。

21:36 残り2分26秒で日本がタイムアウト。

21:35 ホーキンソンがオフェンスリバウンドをもぎ取り、そのままシュート成功。日本 86-101 オーストラリア

21:34 渡邊がゴール下に切り込んでレイアップを決めるも、これはオフェンスファウル。

21:33 富樫がバックステップでスリーポイントラインの後ろに下がりシュート。この日自身4本目の3点シュートを決める。日本 82-97 オーストラリア

21:31 富永がゴール下にアタックして、右コーナーの渡邊へパス。渡邊はスリーポイントを決めてガッツポーズ。日本 93-79 オーストラリア

21:29 日本はハードなディフェンスでバックコートバイオレーションを誘いターンオーバー。17点を追う日本はタイムアウトをコール。

21:28 富永が連続得点。日本 76-93 オーストラリア

21:27 富永が自ら仕掛けに行ってレイアップ成功。日本 74-93 オーストラリア

21:25 渡邊が強引にゴール下に切り込みフリースロー獲得。1本成功。日本 72-89 オーストラリア

21:24 富樫からゴール下のホーキンソンへパス。ホーキンソンはファウルをもらってフリースロー2本獲得。この試合初めて落とすも、2本目は成功。日本71-89 オーストラリア

21:22 第4クオーター開始。

△第4クォーター

21:19 ホーキンソンがオフェンスリバウンドをもぎ取り、そのまま押し込む。日本は良い流れで第4クオーターへ。日本 70-87 オーストラリア。

21:18 渡邊がフリースロー2本決めて17点差に。アリーナのファンは大歓声。日本 68-85 オーストラリア。

21:18 ダブルチームからスティール。

21:17 ホーキンソンがゴール下で相手ファウルを誘いフリースロー2本獲得。いずれも成功。日本 66-85 オーストラリア

21:15 渡邊が左45度からスリーポイント成功。日本 62-83 オーストラリア

21:14 富樫が3点シュート成功。日本 59-83 オーストラリア

21:13 27点差を追う日本がタイムアウト。日本 56-83 オーストラリア

21:12 渡邊のフックシュートが決まる。日本 56-77 オーストラリア

21:11 渡邊がジャンプシュート。日本 54-77 オーストラリア

21:10 河村がスリーポイント成功。日本 52-72 オーストラリア

21:09 ホーキンソンがドライビングレイアップで3連続得点。日本 49-69 日本

21:08 馬場のアシストからホーキンソンがジャンプシュート成功。日本 47-69 オーストラリア

21:08 ホーキンソンが豪快なダンク。日本 45-69 オーストラリア

21:08 馬場が左コーナーからスリーポイント。日本 43-65 オーストラリア

21:06 速攻から馬場がレイアップ。馬場はこの試合初得点。日本 40-65 オーストラリア

21:04 河村からのナイスアシストでホーキンソンがシュート成功。バスケットカウントのフリースローも決めて3点プレー。日本 38-57 オーストラリア

21:03 第3クオーター開始。河村、馬場、ホーキンソン、富永、渡邊の5人でスタート。

△第3クォーター

前半まとめ:日本はホーキンソンが11得点、渡邊が10得点、富樫が8得点3アシスト、富永が4得点、比江島が2得点。3ポイントは4/17で成功率23.5%。オーストラリアはX.クックスとJ.ギディーが14得点、J.グリーンが10得点。

20:48 前半終了。日本 35-57 オーストラリア

20:47 富樫がスリーポイントラインを遠く離れたところからディープスリーを成功。日本 35-55 オーストラリア

20:45 苦しい時間帯に富樫がジャンプシュート成功。日本 32-53 オーストラリア

20:44 富永が一人かわしてミドルレンジのシュートを決める。日本 30-51 オーストラリア

20:43 点差が開き始めて日本がタイムアウト。日本 28-51 オーストラリア

20:42 ホーキンソンがゴール下でフックシュート。日本 28-48 オーストラリア

20:41 渡邊が右コーナーからこの試合初のスリーポイントシュート成功。渡邊はこれでこの試合10点目。日本 26-41 オーストラリア

20:39 渡邊がゴール下にドライブして技ありのレイアップを決める。日本 23-39 オーストラリア

20:38 日本の得点が止まる。流れが悪く苦しい時間帯が続く。

20:33 ファーストブレークで河村からゴール下のホーキンソンへナイスパス。ホーキンソンはそのままシュート成功。日本 21-31 オーストラリア

20:32 渡邊がフリースロー2本獲得。両方決めて、日本は第2クオーター初得点。日本 19-29 オーストラリア

20:28 第2クオーター開始。

△第2クォーター

20:25 富永がフローティングのジャンプショットを決めて、日本はおよそ3分ぶりの得点。日本 17-25 オーストラリア

20:25 オーストラリアにシュートを決められて2けた得点差。日本 25-15 オーストラリア

20:21 富樫が今大会初の3点シュート成功。日本 15-18 オーストラリア

20:20 ホーキンソンが好守備で相手の反則を誘いターンオーバー。

20:19 ホーキンソンがゴール下で圧巻のブロックショット。

20:17 渡邊がフェイダウェイを決めて、バスケットカウントも獲得。冷静に沈めて3点プレー。日本 12-16 オーストラリア

20:17 ホーキンソンが3点シュート成功! 日本 9-14 オーストラリア

20:15 ホーキンソンがフリースロー2本獲得。いずれも冷静に成功。日本 6-10 オーストラリア

20:14 ホーキンソンがナイスシュート。日本 4-8 オーストラリア

20:12 日本最初の得点は比江島。日本 2-4 オーストラリア

20:12 渡邊の3ポイントは外れるも、馬場がオフェンスリバウンド獲得。

20:11 先制点はオーストラリア

20:10 ティップオフ!ジャンプボールはオーストラリア勝利

△第1クォーター

スターター

日本代表

  • G 河村勇輝
  • G 馬場雄大
  • G 比江島慎
  • F 渡邊雄太
  • C/F ジョシュ・ホーキンソン

オーストラリア

  • G ジョシュ・ギディー
  • F パティ・ミルズ
  • F ジョシュ・グリーン
  • F ニック・ケイ
  • C ドゥオプ・リース

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    ※以下、試合前時点の情報。

    試合概要・対戦カード・日程・会場

    • 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023
    • 対戦カード:日本代表 vs オーストラリア代表
    • 日程:8月29日 (火)20:10ティップオフ予定
    • 会場:沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)

    放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

    • テレビ地上波:テレビ朝日系列
    • テレビBS/CS:なし
    • インターネット:DAZN、TVer

    FIBAランキング

    • 日本:36位
    • オーストラリア:3位

    ※順位は2023年2月発表。最新ランキング一覧

    日本代表メンバー一覧

    • 2 富樫勇樹(PG/167cm/千葉ジェッツ)
    • 5 河村勇輝(PG/172cm/横浜ビー・コルセアーズ)
    • 6 比江島慎(SG/191cm/宇都宮ブレックス)
    • 12 渡邊雄太(SF/206cm/フェニックス・サンズ)
    • 18 馬場雄大(SG/195cm)
    • 19 西田優大(SG/190cm/シーホース三河)
    • 24 ジョシュ・ホーキンソン(C/PF/208cm/サンロッカーズ渋谷)
    • 30 富永啓生(SG/188cm/ネブラスカ大学)
    • 31 原修太(SF/187cm/千葉ジェッツ)
    • 75 井上宗一郎(PF/201cm/越谷アルファーズ)
    • 91 吉井裕鷹(SF/196cm/アルバルク東京)
    • 99 川真田紘也(C/204cm/滋賀レイクス)

    ※選手名の前の数字は背番号。カッコ内は左からポジション、身長、現所属。

    コーチングスタッフ

    • ヘッドコーチ:トム・ホーバス(日本バスケットボール協会)
    • アソシエイトヘッドコーチ:コーリー・ゲインズ(日本バスケットボール協会)
    • アシスタントコーチ:勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)

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      一野洋 Hiroshi Ichino

      一野洋 Hiroshi Ichino Photo

      青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。