【速報】バスケ日本代表がドイツ代表に完敗、開幕白星発進ならず|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023グループフェーズ第1戦

一野洋 Hiroshi Ichino

【速報】バスケ日本代表がドイツ代表に完敗、開幕白星発進ならず|試合経過・結果・ハイライト|FIBAワールドカップ2023グループフェーズ第1戦 image

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8月25日、バスケットボール日本代表は、FIBAバスケットボールワールドカップ2023のグループフェーズ初戦としてドイツ代表と沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で対戦した。日本代表は63対81で敗れ、開幕戦を白星で飾れなかった。

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前半の日本は、15日のアンゴラ戦で右足首を負傷して17日のフランス戦と19日のスロベニア戦を欠場していた渡邊雄太がこの日は、チーム唯一のNBA選手らしく攻守でけん引。守備では2つのブロックショットを決めれば、攻撃でもチームトップの10得点をマークする。しかし、日本はシュートミスやドイツの高さに手を焼き、前半を22点のビハインドで折り返す。

後半に入ると、日本は立ち上がりから渡邊の連続スコアなどで6連続得点を挙げて、反撃の狼煙を上げる。守備でもドイツの攻撃を16得点に抑え、22点差のまま最終クオーターに突入した。

初戦を白星で飾りたい日本は、激しいプレスでドイツを追い詰めると、オフェンスでも馬場と渡邊の見事なコンビプレーや富永啓生の3点シュートなどようやく“らしさ”を見せる。しかし、時すでに遅し。第4クオーターだけ見れば16対12と相手を上回る得点で意地を見せたが、前半の得点差が響き試合をひっくり返すまでには至らなかった。

日本は、渡邊がチームトップの20得点6リバウンド2ブロック、次いで馬場が15得点を記録したほか、ジョシュ・ホーキンソンが9得点10リバウンド、河村勇輝が7得点3アシストをマークした。

日本の敗因の一つに挙げられるのが、シュート成功率の低さ。特に、3点シュートは17%(35本中6本成功)と確率が悪かった。

グループフェーズ第2戦は、27日のフィンランド戦。そこまでにシュート成功率をどこまで修正できるかが勝敗のカギを握る。

スコア

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本 11 20 16 16 63
ドイツ 23 30 16 12 81

ボックススコア

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試合経過・ハイライト

※時刻は日本時間表記。

22:50 試合終了。ドイツが81-63で日本に勝利。

22:47 試合残り1分を切って、富永がクイックリリースから3点シュートを成功。日本 63-81 ドイツ。

22:42 前半はシュートなしだった富永がドリブルでゴール下に切れ込み、相手ファウルを誘発してフリースローを獲得。2本ともきっちり沈める。日本 60-77 ドイツ。

22:39 ゴールに向かってアタックした馬場が、アウトサイドの河村へナイスパス。河村は冷静にスリーポイントを沈めて、日本が食らいつく。日本 58-77 ドイツ。

22:37 馬場と渡邊の見事なコンビプレー。馬場のふわりとしたパスから渡邊が豪快なアリウープ。渡邊は右足を引きずるそぶりを見せるも問題なし。日本 55-75 ドイツ。

22:36 渡邊が難しい体勢からフェイダウェイシュート成功。日本 53-75 ドイツ。

22:35 ここまで0得点の富永がイン。ワールドカップの舞台でディープスリーがさく裂するか。

22:34 日本は集中力を欠いたミスから失点。24点差に離され、ホーバスHCはたまらずタイムアウトをコールする。

22:32 渡邊の見事なアシストから、馬場が豪快なダンクを叩き込む。日本 51-71 ドイツ。

22:30 ゴール下にドライブで切れ込んだ馬場のシュートはミスも、ホーキンソンがオフェンスリバウンド。相手のファウルを誘いフリースローをゲット。ホーキンソンは2本とも成功。日本 49-69 ドイツ。

22:28 第4クオーター開始。富樫、原、渡邊、馬場、ホーキンソンのスタメンに戻してスタート。

△第4クォーター

22:26 河村が第3クオーター終了間際にゴール下へ切れ込んでシュートを試みるも失敗。第3クオーターは16対16で終了し、勝負の第4クオーターへ。

22:23 ホーキンソンがフリースロー2本成功。日本 47-67 ドイツ。

22:21 日本が後半最初のタイムアウト。

22:20 吉井のアシストから馬場がレイアップ。日本 45-67 ドイツ。

22:15 ファウルでフリースローを得たホーキンソンが1本成功。日本 41-61 ドイツ

22:13 きれいなパス回しから、右コーナーで待ち構えていた馬場がきれいなアーチを描くスリーポイントを成功。日本 40-59 ドイツ

22:11 富樫が果敢にゴール下へドライブで切り込みファウルをゲット。1本はリングに嫌われ、2本目も失敗。

22:09 渡邊がフェイダウェイシュートを決めて、日本は後半6連続得点。

22:07 さらに渡邊のスティールから、渡邊のシュートはゴールテンディングで連続得点。日本 37-53 ドイツ。

22:07 後半開始。両チームを通じて後半最初の得点は、ホーキンソン。

△第3クォーター

前半まとめ:日本は渡邊が10得点、馬場が8得点、河村が4得点3アシスト、吉井が3得点、比江島、ホーキンソン、西田が各2得点、河村、富永が各5得点。3ポイントは3/18で成功率16.7%。ドイツはM.バグナーが13得点、シュルーダーが12得点、タイスが9得点、F.バグナーが6得点。

21:51 ワールドカップ初出場の西田がレイアップに成功。日本は良い形で前半を終える。日本は22点を追う展開でハーフタイムへ。

21:49 前半残り22秒でドイツがタイムアウト。

21:47 シュル―ダ―とタイスのNBAコンビがアリウープをさく裂。タイスがバスケットカウントも成功させて、前半残り1分で日本は23点を追う展開。

21:45 吉井がゴールに向かって果敢にドライブ。ダンクを狙うも相手選手にファウルで止められてフリースローをゲット。1本成功。日本 25-42 ドイツ。

21:44 河村がようやくこの試合自身初の3点シュートを成功する。日本 24-42 ドイツ。

21:40 前半残り4分を切って、ドイツの3ポイント職人オブストが3点シュート成功。日本は21-38と17点ビハインドとなり、前半の正念場。

21:38 比江島がスティールから切れのあるドライブでスコア。バスケットカウントは失敗。

21:36 ゴール下の大黒柱、ホーキンソンが早くも3つ目のファウル。

21:34 比江島がゴール裏に走りこんだ馬場へナイスパス。馬場の勢い止まらず3連続スコア。

21:32 渡邊の左コーナーからの3点シュートは落ちるも、ホーキンソンがオフェンスリバウンド。ファウルで得たフリースロー2本もきっちり沈める。

21:32 ファーストブレイクから馬場が連続得点。

21:31 馬場が個人技で相手守備をかわして、豪快なダンクシュートがさく裂。

21:29 第2クオーター開始。富樫、比江島、馬場、渡邊、ホーキンソンの5人でスタート。 

△第2クォーター

21:27 吉井のナイススティールから河村がスリーポイントを狙うもゴールならず。日本11-23ドイツで最初の10分間が終了。

21:25 河村と渡邊のコンビプレーがさく裂して、渡邊が得点。

21:24 河村がフリースロー2本獲得するも成功は1本。それでも日本はおよそ4分ぶりにスコアボードに得点を刻んだ。

21:20 3分近く得点が入らない日本のホーバス・ヘッドコーチは、たまらず前半最初のタイムアウト。

21:18 若き司令塔、河村勇輝がイン。

21:16 渡邊が2本目の3点シュートに成功。

21:15 渡邊が右コーナーから3点シュートを成功。

21:14 馬場がスティールからレイアップを決めて日本の初得点。

21:14 渡邊がゴール下でシュルーダーのシュートをブロックショット。

21:13 ドイツの絶対的エース、シュル―ダ―がフリースロー2本を冷静に沈めてドイツが4対0

21:11 先制ゴールはドイツ

21:10 ティップオフ!ジャンプボールは日本が獲得。パスを受けた渡邊雄太が左45度からスリーポイントを狙うもゴールならず。

△第1クォーター

スターター

日本代表

  • G 富樫勇樹
  • F 原修太
  • G 馬場雄大
  • F  渡邊雄太
  • C/F ジョシュ・ホーキンソン

ドイツ

  • G シュルーダー
  • G オブスト
  • G F.バグナー
  • F タイス
  • Cフォウクトマン 

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※以下、試合前時点の情報。

試合概要・対戦カード・日程・会場

  • 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023
  • 対戦カード:日本代表 vs ドイツ代表
  • 日程:8月25日 (金)21:10ティップオフ予定
  • 会場:沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)

放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

  • テレビ地上波:日本テレビ系列、NHK沖縄(沖縄エリアのみ)
  • テレビBS/CS:なし
  • インターネット:DAZN、バスケットLIVE、TVer

※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

FIBAランキング

  • 日本:36位
  • ドイツ:11位

※順位は2023年2月発表。最新ランキング一覧

日本代表メンバー一覧

  • 2 富樫勇樹(PG/167cm/千葉ジェッツ)
  • 5 河村勇輝(PG/172cm/横浜ビー・コルセアーズ)
  • 6 比江島慎(SG/191cm/宇都宮ブレックス)
  • 12 渡邊雄太(SF/206cm/フェニックス・サンズ)
  • 18 馬場雄大(SG/195cm)
  • 19 西田優大(SG/190cm/シーホース三河)
  • 24 ジョシュ・ホーキンソン(C/PF/208cm/サンロッカーズ渋谷)
  • 30 富永啓生(SG/188cm/ネブラスカ大学)
  • 31 原修太(SF/187cm/千葉ジェッツ)
  • 75 井上宗一郎(PF/201cm/越谷アルファーズ)
  • 91 吉井裕鷹(SF/196cm/アルバルク東京)
  • 99 川真田紘也(C/204cm/滋賀レイクス)

※選手名の前の数字は背番号。カッコ内は左からポジション、身長、現所属。

コーチングスタッフ

  • ヘッドコーチ:トム・ホーバス(日本バスケットボール協会)
  • アソシエイトヘッドコーチ:コーリー・ゲインズ(日本バスケットボール協会)
  • アシスタントコーチ:勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)
  • アシスタントコーチ:佐々宜央(宇都宮ブレックス)

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一野洋 Hiroshi Ichino

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青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。