【速報】バスケ日本代表がドンチッチ擁するスロベニア代表に35点差の大敗 ホーバスHC「Aゲームができなかった」|試合経過・結果・ハイライト|Softbank CUP 2023(東京大会)国際強化試合

及川卓磨 Takuma Oikawa

【速報】バスケ日本代表がドンチッチ擁するスロベニア代表に35点差の大敗 ホーバスHC「Aゲームができなかった」|試合経過・結果・ハイライト|Softbank CUP 2023(東京大会)国際強化試合 image

8月19日、有明アリーナ(東京都江東区)でバスケットボール日本代表とスロベニア代表の国際親善試合が行われ、スロベニアが103-68で日本に勝利した。

日本は第1クォーターこそ21-26とFIBA世界ランキング7位の強豪を相手に僅差の試合を演じたものの、第2Qに入るとゲームメイカーのルカ・ドンチッチを中心にスロベニアが徐々に調子を上げていく。日本は第2~3Qの合計で29-51と大差をつけられて勝負を決定づけられた。

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第4Qは、同クォーターだけのスコアで見れば中盤まで日本がスロベニアをリードしていたが、終盤に相手の攻撃を止められず、結局18-26と最後の10分間もリードを許した。日本は最終的に4クォーター全てのスコアで相手を上回ることができず、35点差の大敗となった。

試合後、トム・ホーバスHCは、放送局によるオンコートインタビューで「Aゲームができなかったからこういう試合になった。残念です」と話した。

ドイツ戦に向けては「外のシュートが入らなかったら(勝つのは)ちょっと大変。残り1週間、練習してうまくなります。この結果はあまりよくなかったけど、うちの目標は全然変わっていない。もう一回やり直してアジアの1位になります。みんなの応援が大事です。よろしくお願いします」とファンに呼びかけた。

日本は馬場雄大がチームトップの13得点2アシスト2スティール、ジョシュ・ホーキンソンが12得点12リバウンド4アシスト2ブロック、富永啓生が10得点4リバウンドをマークしたほか、富樫勇樹が9得点、河村勇輝が7得点9アシスト4リバウンドを記録した。15日のアンゴラ代表戦で右足首を捻挫した渡邊雄太は、17日のフランス代表との強化試合に続いて2試合連続で欠場した。

日本の3ポイントショットは46本中10本と成功率21.7%にとどまった。

スロベニアは、NBAダラス・マーベリックスで活躍するルカ・ドンチッチがチーム最多の27分58秒プレイして試合最多の23得点をあげたほか7リバウンド7アシストと圧巻のプレイを披露した。そのほか、ヤカ・ブラジッチが18得点、ゾラン・ドラギッチが12得点、マイク・トビーが11得点10リバウンドを記録した。

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スコア

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本 21 15 14 18 68
スロベニア 26 24 27 26 103

ボックススコア

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試合経過・ハイライト

※時刻は日本時間表記。

16:49 試合終了、スロベニアが103-68で日本に勝利。

16:47 残り1分半、日本68-98スロベニアの場面で日本タイムアウト。

16:40 ホーキンソンのブロックショットから速攻に転じて河村のパスから自らレイアップを決めてファウルも獲得(FTは失敗)。残り3分56秒、スロベニアがタイムアウト(日本65-86スロベニア)

16:39 ドンチッチ、ファウルで試合を止めて交代。ベンチへ下がる。

16:34 河村のドライブからホーキンソンがゴール下で得点。さらに、河村のアシストから馬場がダンク、再び河村のパスからホーキンソンが決めて連続得点。残り7分強、日本59-82スロベニア。

16:32 馬場の3ポイントショットでこのクォーター初得点。日本53-77スロベニア。

16:30 第4クォーター開始。日本は河村、富永、馬場、井上、ホーキンソンの5人でスタート。

△第4クォーター

16:28 日本27点差をつけられて第3クォーターを終了(日本50-77スロベニア)。スロベニアはこのクォーターだけで27得点とどんどん調子を上げている。

16:17 比江島がドライブからリバースレイアップを決めてファウルも獲得。FTも沈めて3ポイントプレイ成功。残り3分半、日本は20点差を追う展開(日本46-66スロベニア)

16:06 ドンチッチのマジカルパス発動! ビハインド・ザ・バック・ドリブルから左手でフックパスで味方の得点をアシスト。続いて馬場もダンクでお返し!

16:04 後半開始。日本は河村、富永、馬場、吉井、ホーキンソンと先発メンバーと同じラインナップ。スロベニアはニコリッチ、ドラギッチ、ドンチッチ、プレペリッチ、トビーの5人。

△第3クォーター

前半まとめ:日本は富樫、比江島、ホーキンソンが各6得点、河村、富永が各5得点。3ポイントは6/26で成功率23.1%。スロベニアはドンチッチが15得点4アシスト、ヤカ・ブラジッチ、フロバト、ビネ・ブレペリッチ、ヤコブ・チェバシェクが各5得点。

15:48 スロベニアがトビーのプットバックで得点し、前半終了。スロベニアが50-36と日本を14点リードでハーフタイムへ。

15:45 ドンチッチが得意のステップバックからのシュートフェイクで原のファウルを誘ってフリースロー獲得。FT3本を決めてリードを12に広げる。前半残り1分強、日本36-48スロベニア。

15:43 ドンチッチのゲームメイクからスロベニアが連続得点を奪い、日本タイムアウト。前半残り1分37秒、日本36-45スロベニア。

15:38 富樫のドライブに馬場が合わせてレイアップを成功。日本36-39スロベニア。

15:32 河村と馬場のダブルチームから富永がドンチッチのパスをスティールしてそのまま得点。日本32-33の1点差に迫る。

15:28 ドンチッチがコートイン。直後のオフェンスでコーナースリーを沈める。

15:23 第2クォーター開始。日本は河村、富永、馬場、吉井、ホーキンソンと先発メンバーに戻す。

△第2クォーター

15:19 第1クォーター最後の日本の攻撃で、富樫、比江島、原とボールを渡してエヴァンスがコーナースリーを沈める。日本21-26スロベニアで最初の10分間が終了。

15:14 ドンチッチが見事なボールコントロールで味方の得点をアシスト。富樫は2本目の3ポイントショットを沈める!

15:13 ホーキンソンと馬場が下がり、川真田紘也と原修太がイン。

15:10 ドンチッチがゴール下でアンドワンを獲得。最初の5分間でスロベニアが13-10とリード。河村と富永がベンチへ下がり、富樫勇樹と比江島慎がコートへ。

15:06 富永がすぐさま3ポイントショットを決めてお返し。

15:05 ティップオフ! ジャンプボールを獲得したスロベニアが、フロバトのレイアップでいきなり得点。

△第1クォーター

スターター

日本代表

  • G 河村勇輝
  • G 富永啓生
  • F/G 馬場雄大
  • F 吉井裕鷹
  • C/F ジョシュ・ホーキンソン

スロベニア

  • G アレクセイ・ニコリッチ
  • G ゴレゴル・フロバト
  • F ルカ・ドンチッチ
  • F ビネ・プレペリッチ
  • C マイク・トビー

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    ※以下、試合前時点の情報。

    試合概要・対戦カード・日程・会場

    • 大会名:SoftBank CUP 2023(東京大会)バスケットボール男子日本代表国際強化試合
    • 対戦カード:日本代表 vs スロベニア代表
    • 日程:8月19日 (土)15:00ティップオフ予定
    • 会場:有明アリーナ(東京都江東区)

    放送予定(テレビ中継・インターネット配信)

    • テレビ地上波:日本テレビ系列
    • テレビBS/CS:なし
    • インターネット:DAZN、バスケットLIVE、TVer

    FIBAランキング

    • 日本:36位
    • スロベニア:7位

    ※順位は2023年2月発表。最新ランキング一覧

    日本代表メンバー一覧(8/19 スロベニア戦)

    • 2 富樫勇樹(PG/167cm/千葉ジェッツ)
    • 3 ルーク・エヴァンス(C/203cm/ファイティングイーグルス名古屋)
    • 5 河村勇輝(PG/172cm/横浜ビー・コルセアーズ)
    • 6 比江島慎(SG/191cm/宇都宮ブレックス)
    • 18 馬場雄大(SG/195cm)
    • 19 西田優大(SG/190cm/シーホース三河)
    • 24 ジョシュ・ホーキンソン(C/PF/208cm/サンロッカーズ渋谷)
    • 30 富永啓生(SG/188cm/ネブラスカ大学)
    • 31 原修太(SF/187cm/千葉ジェッツ)
    • 75 井上宗一郎(PF/201cm/越谷アルファーズ)
    • 91 吉井裕鷹(SF/196cm/アルバルク東京)
    • 99 川真田紘也(C/204cm/滋賀レイクス)

    ※選手名の前の数字は背番号。カッコ内は左からポジション、身長、現所属。

    ベンチ外のメンバー

    • 12 渡邊雄太(SF/206cm/フェニックス・サンズ)

    コーチングスタッフ

    • ヘッドコーチ:トム・ホーバス(日本バスケットボール協会)
    • アソシエイトヘッドコーチ:コーリー・ゲインズ(日本バスケットボール協会)
    • アシスタントコーチ:勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)

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      及川卓磨 Takuma Oikawa

      及川卓磨 Takuma Oikawa Photo

      スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。