レブロンにはジョーダンの”土壇場の本能”がない? スコッティ・ピッペンが言及

Alexis Mansanarez

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史上最高のプレイヤーは誰かという議論について、スコッティ・ピッペン氏には未だに明確な答えがなさそうだ。

昨年まではNBAチャンピオンに3度輝いた現ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズこそがその座に相応しいとしていたが、ピッペン氏はジェームズにはかってブルズで氏のチームメイトだったマイケル・ジョーダン氏が持っていた”clutch gene”がなく、勝負への執着心に欠けていると言い始めた。

*訳者注: ”clutch gene” とはアスリートが試合終了直前などの多大なプレッシャーがかかる場面で高いパフォーマンスを発揮する能力のことを指す。バスケットボールで言えば終了時間に放つ“ブザービーター“で試合を決める、アメフトでは第4クォーター後半で逆転のタッチダウンを決める、野球ではサヨナラホームランを打つことなどを意味する。

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「レブロンを見ていると、彼はかってマイケルがそうであったような選手ではない。それどころか、コービー・ブライアントにも及ばない」とピッペン氏はスポーツ専門局『ESPN』のNBAオールスター事前特集番組で語っている。

「マイケルと比べると、レブロンにはマイケルのように試合を支配する能力や最後のショットを決めようとする本能がないんだ。コービーも同じような本能を持っていた。レブロンにはない。現役選手ならポール・ジョージ、カワイ・レナード、ラッセル・ウェストブルックにその本能を少しだけ見ることができる。多くのプレイヤーが持てるものではないんだ」。

例としてピッペン氏はレイカーズがアトランタ・ホークスに113-117で敗れた試合でのジェームズをやり玉に挙げる。

「あの試合を観てたし、それ以外の試合でもそうだけど、試合が終わりそうになっていたのに、レブロンにはどうにかしてボールを奪おうという気がないんだ」。

番組ホストのマックス・ケラーマン氏がジェームズを擁護し、ジョーダンの通算プレイ時間を既に上回っていることに言及した。

「それとは別の話なんだ。これは”clutch gene”のことなんだ。レブロンは勝つ方法を知っているのに、ボールを自分の手に奪おうとしないんだ。”clutch gene”を持った選手はそんな時は何が何でもボールを追いかけるものだ。」

ジェームズはここまでの39試合で平均26.8ポイント、8.6リバウンド、7.6アシストを記録している。レイカーズのオールスター戦前までの戦績は28勝29敗で、現在の順位は西地区10位である。

 

(訳:角谷剛)

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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