【プレビュー】凱旋したバスケ日本代表選手を擁するA東京vsリーグ屈指の攻撃力を誇る富山、勝つのは?

JUN SAITO

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B1のアルバルク東京は3月2、3日に行われる第25節で、富山グラウジーズとホームのアリーナ立川立飛で対戦する。代表選手を3人擁するA東京に、リーグ随一の得点力を誇る富山が挑む一戦の見どころを探っていこう。

日本バスケに、追い風が吹いている

2019年2月25日、日本バスケットボール界に新たな歴史が刻まれた。

13年ぶりのワールドカップ出場権獲得——。その快挙は各メディアのトップニュースを飾り、帰国時には成田空港で約200人ものファンがAKATSUKI FIVEを出迎えた。そんな彼らが、3月2日から再開するBリーグに戻ってくる。

馬場雄大、田中大貴、竹内譲次と日本代表にリーグ最多タイの3選手を送り込んだA東京は、文字通りB1屈指のタレント軍団だ。代表トリオに加えて、元NBA選手の大黒柱アレックス・カークや海外でのプレー経験も豊富なPG安藤誓哉など、昨季の優勝に貢献した面々は健在。今季は前半戦で苦しんだものの、1月後半からは今季最長の7連勝と東地区3位からの巻き返しに向けて鼻息は荒い。中でも注目はエースの田中だ。

 

代表の田中大貴、アルバルクの田中大貴

W杯出場が懸かったアウェーのカタール戦、激しいマークとゾーンディフェンスで相手攻撃の芽を摘み、日本に流れを呼び込んだのが田中だった。個々の柔軟な判断が求められる中で戦況をしっかりと把握し、フォア・ザ・チームを体現した守備で貢献する。それが日本代表における田中の役割といってもいいだろう。

一方、A東京では“攻めの田中”を披露する。チームの代名詞ともいえる、数的優位を作り出す徹底したピック&ロールで、中心を担うのが田中なのだ。周囲と連動しながら、パス、ドライブ、ジャンプシュートを高い水準でこなす。平均9.8得点、4.5アシストという数字以上に、チームへの貢献度は高い。優勝した昨季のチャンピオンシップでは、獅子奮迅の活躍でファイナルMVPにも輝いた。

 

最多得点の富山 vs 最少失点のA東京

中地区4位ながら、ワイルドカード圏内の京都ハンナリーズに1ゲーム差と迫る富山グラウジーズの武器は、リーグ最多得点(3391)を誇る圧倒的な攻撃力だ。平均23.1得点のレオ・ライオンズ、平均19.0得点、10.8リバウンドとインサイドを支配するジョシュア・スミスの両輪に加え、元日本代表の宇都直輝、オールスターMVPの大塚裕土とそうそうたる実力者たちが顔を揃える。チームを率いるのは、アルバルクの前身・トヨタ自動車で5シーズン指揮を執ったドナルド・ベックHCだ。田中をはじめ、現在A東京で活躍する多くの主力を育てあげた名将にとって、古巣との今季初対決は期するものがあるはず。ここまでリーグ最少失点(2758)、最少ターンオーバー(350)と組織化されたA東京を崩すべく、どのような戦術で対応するのか注目だ。

DAZNではA東京と富山の一戦をはじめ、千葉ジェッツの富樫勇樹や栃木ブレックスの比江島慎といったAKATSUKI FIVEの戦士たちの“凱旋試合”、B1第25節を全試合ライブ配信する。「Bリーグを盛り上げていくことが重要」とは日本代表のキャプテンを務めた篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)の弁。バスケ界に巻き起こっているビッグウェーブを、DAZNで一緒に体感しよう!

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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