FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区2次予選ウィンドウ5(第5節)のバーレーン戦(FIBAランキング86位)、カザフスタン戦(同65位)に向け、11月1日から強化合宿を行っているバスケットボール男子日本代表(同38位)が、4日にオンライン記者会見を開催し、トム・ホーバス・ヘッドコーチと12名の合宿参加選手がメディア対応を行なった。
ホーバスHCはチームの雰囲気の良さに手応えを感じている様子で、今回の2試合について以下のように語っている。
「この2日間で4回練習しましたが、直前まで天皇杯の試合があってコンディションが万全でなかったので、最初の3回はコンタクトなしとし、昨日の午後の練習からコンタクトありにしました。今回招集されたメンバーは日本代表のバスケをわかっているので、スムーズに合宿が始まった印象です。みんなエネルギーがあって、いい雰囲気でプレイしています」
「カザフスタンとはアジアカップと前回のウィンドウ4で対戦しているので、プレイはだいたい把握できています。バーレーンとは未対戦ですが、アジアカップの試合を何度も見て準備をしています。得点力とリバウンド力の高い帰化のセンター(ドウェイン・チズム)と、ガードのアグレッシブなペイントアタックに警戒して練習しています。チズム以外には大きい選手がいないので、サイズのない私たちもよくマッチアップできると思いますし、短い期間ではありますが、しっかり準備できると思います」
「ウィンドウ5では、これまで磨いてきたアグレッシブなディフェンスをさらにステップアップさせ、両ゲームともに勝ちたいです」
続いて、ホ―バスHCはメディアとの質疑応答で、コンディション不良の西田優大(シーホース三河)に代わって追加招集されたベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)を、本来のポジションのポイントガード(PG)でなくシューティングガード(SG)として起用すると話した。
同じくコンディション不良で途中離脱となった比江島慎(宇都宮ブレックス)やNBA下部リーグ参戦中の馬場雄大(NBA Gリーグ テキサス・レジェンズ)らスコアラーが欠場する今節については「いつも以上にディフェンスにフォーカスすることが大事。そこから得点面でステップアップする選手が出てくれば」と守備の重要性を強調した。
また、得点に期待する選手として、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)、吉井裕鷹(アルバルク東京)の名前を挙げた。
バーレーン戦は11日25時5分、カザフスタン戦は14日23時に試合開始予定。いずれもアウェーで行われる。
FIBA W杯2023アジア2次予選第5節 バスケ男子日本代表試合日程・放送予定
日本対バーレーン
- 11月11日(金)25:05(12日 午前1:05)試合開始
- 【テレビ】BS朝日(ライブ)
- 【ネット】DAZN(ライブ)
日本対カザフスタン
- 11月14日(月)23:00試合開始
- 【テレビ】BS日テレ(録画放送:14日 26:00〜)/日テレジータス(録画放送:15日18:15〜)
- 【ネット】DAZN(ライブ)
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