バスケ女子日本代表痛恨の3連敗…最終戦を待たずに敗退決定|FIBA女子W杯2022

Sporting News Japan Staff

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9月26日、シドニー・オリンピックパーク・スポーツセンター(オーストラリア)でFIBA女子バスケットボールワールドカップ2022のグループB第4戦となるフランス対日本の一戦が行われ、日本は57-63で敗れた。日本はこれで大会第2戦から3連敗で通算1勝3敗となり、自力での準々決勝進出の可能性が消えた。

また、日本戦のあとに行われたカナダ対オーストラリアの結果により、日本の準々決勝進出の可能性が消え、グループ予選敗退が決定した。

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2連敗中の日本は、前日のカナダ戦と同じスターターを起用(宮崎早織、東藤なな子、赤穂ひまわり、髙田真希、渡嘉敷来夢)。赤穂のフリースローで先制点をあげるが、その後フランスに連続8得点を許し、この日も序盤から劣勢に立たされる。第1クォーター残り6分29秒に東藤なな子のジャンプショットで加点してからは、同残り17秒まで6分以上追加点を奪えず。このクォーターはわずか5得点にとどまり、二桁点差(5-16)をつけられる。

だが第2Q、日本は中盤から赤穂の2本連続のレイアップや宮崎、平下愛佳の3ポイントショットなど、連続12得点をあげて20-20とタイスコアに押し返す。第2Qだけで9得点をあげた宮崎は前半終了間際にも鋭いドライブからレイアップを決め、日本は26-29と3点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

後半、第3Q残り6分46秒に宮崎のフローターで32-32と再び同点に追いついた日本だが、逆転するには至らない。一進一退の攻防を経て、日本は4点を追う状態で第4Qに突入する。

第4Qの立ち上がりには髙田のレイアップで2点差に詰め寄った日本だが、ここから先がつながらない。約8分にわたって9本連続でショットを失敗し、残り1分53秒の宮崎のレイアップまで6ターンオーバーを犯す一方で、フランスに連続15得点を許し、3連敗を喫した。

日本(1勝3敗)は宮崎が13得点、5リバウンド、4アシスト、平下が3P3本成功で9得点、赤穂が9得点、5リバウンド(3オフェンシブリバウンド)、3アシスト、髙田が8得点、9リバウンドを記録している。

フランス戦のあとに行われたカナダ対オーストラリア戦の結果によりグループ予選敗退が確定した日本は、27日(日本時間午後7時30分)にシドニー・スーパードームで地元オーストラリアとの最終戦に臨む。

日本の準々決勝進出の条件は?

日本が準々決勝に進出するには、日本対フランス戦後の日本時間26日午後7時半からのカナダ対オーストラリア戦でオーストラリアが敗れ、さらに翌27日に日本がオーストラリアに勝つことが最低条件だった。

だが、オーストラリアはカナダ戦に接戦の末に勝利し、3勝目を上げてB組4位以上を確定させ、準々決勝進出を決めた。

また、明日の試合結果次第で勝ち点で並ぶ可能性が残っているセルビア(現在2勝2敗、明日フランス戦)と日本(1勝3敗、明日オーストラリア戦)は、仮に2勝3敗同士でグループ予選を終えても、直接対戦でセルビアが日本に勝っているため、セルビアのB組4位以上が確定した。

よって、明日の試合結果を待たずにセルビアが準々決勝進出となり、日本の準々決勝進出の可能性はなくなった。

ボックススコア試合後記者会見

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。