9月27日、シドニー・スーパードーム(オーストラリア)で行われたFIBA女子バスケットボールワールドカップ2022のグループB、オーストラリア対日本の一戦は、54-71で日本が敗れた。4連敗の日本は1勝4敗の5位でグループ予選敗退に終わっている。
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大会2戦目のセルビア戦から前日のフランス戦まで3連敗を喫し、グループフェーズ最終戦を前に予選敗退が決まっていた日本は、3試合連続で同じスターター(宮崎早織、東藤なな子、赤穂ひまわり、髙田真希、渡嘉敷来夢)で最後のオーストラリア戦に臨んだ。
26日のフランス戦は第1クォーターでわずか5得点にとどまった日本だが、この日は最初の攻撃で宮崎との連係プレイからWリーグ ENEOSサンフラワーズの同僚・渡嘉敷が先制点をあげると、第1Q残り7分23秒に東藤がドライブからのレイアップを沈め、開始3分足らずで6得点を記録する。
さらに、オコエ桃仁花が2本の3ポイントショットを決めると、馬瓜ステファニーも3Pを成功させながらファウルをもらって獲得したフリースローを沈める4点プレイを成功させる。3P6本中3本成功をマークした日本は、18-16と開幕戦のマリ戦(22日)以来となるリードで第1Qを終えた。
第2Qの立ち上がりにも髙田が3Pを決めた日本は、その高田や馬瓜が3本のFTを沈めるなど、リードを奪う場面もあったが、一進一退の攻防のなかで34-36と2点のビハインドを背負ってハーフタイムを迎える。
後半に入って第3Q、日本は立ち上がりからオーストラリアに連続7得点を許すと、徐々にリードを広げられていく。攻撃では3P4本の試投をすべて失敗するなど、フィールドゴール13本中3本成功の9得点にとどまり、逆にオーストラリアには20得点を許して43-56と二桁点差をつけられた。
第4Qに入っても日本はショットの精彩を欠き、第3Q残り2分48秒から第4Q残り2分に山本麻衣が3Pを沈めるまで、約10分にわたってFT以外に得点を積み重ねることができず。後半は3P11本中1本成功を含むFG28本中5本成功のわずか20得点に抑えられ、最終戦を白星で飾ることができなかった。
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日本(1勝4敗)はオコエが14得点、安間志織が9得点、馬瓜が8得点、渡嘉敷が6得点、7リバウンド、髙田が6得点、4リバウンド、宮崎が5アシストを記録した。
グループBは1位オーストラリア(4勝1敗、勝ち点9)、2位カナダ(4勝1敗、勝ち点9)、3位セルビア(3勝2敗、勝ち点8)、4位フランス(3勝2敗、勝ち点8)が29日からの決勝フェーズ(準々決勝)に駒を進めた。
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