ステフィン・カリー予選落ち、ゴルフ米下部ツアー大会で最下位

Arthur Weinstein

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カリフォルニアで行われているウェブドット・コムツアーのエリーメイ・クラシックで、ステフィン・カリーは木曜の初日ラウンドを71でプレー。その才能はバスケットボールにとどまらないかのように見えた。NBAスター選手のカリーが、ウェブドット・コムツアー大会第2戦目にして予選通過か、とも思われた。

だが金曜午後、カリーは現実に直面。この日のスコアを16オーバー86とし最下位の154位で終了した。ちなみに同大会、カリーがゴールデンステイト・ウォリアーズとともに数々の成功を収めてきたオラクル・アリーナからほんの数マイル、ヘイワードのTPCストーンブレイで開催されている。

去年大会での結果は74-74、通算8オーバー、148位タイ。今年はそれよりも悪い結果となった。

ウェブドット・コムツアーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、ケビン・プライズが伝えたところによると、カリーはラウンド終了後、次のようにコメントしている。

「3ラウンド、堅調なプレーをしたのに、最後に台なしにしてしまった。少し、吹きさらされてされていた感じだった。風向きが悪い場合、自分で修正していくのは難しい」

<ウェブドット・コムツアーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、ケビン・プライズのツイート>
「3ラウンド、堅調なプレーをしたのに、最後に台なしにしてしまった。少し、吹き晒されていた感じだった。風向きが悪い場合、自分で修正していくのは難しい」

86というスコアにも関わらず、ウォリアーズのガード、ステファン・カリーはラウンド終了後メディアからの取材に応じた。

だが忘れてはならないのは、カリーは世界最高のゴルフツアーPGAの下部ツアーで、プロに交じって、ハンディキャップ0でプレーした、という点だ。前半の2ラウンドでともにプレーしたマーティン・トレーナーは、カリーのゴルフに目を見張った、と話す。

「彼のゴルフは驚くべきものだったよ。本当にびっくりした。ただボクらほどはプレーしないから、そんなに良くなかったんだろうね」とするトレーナーのコメントを、ESPNが伝えている。

もちろん、カリーは自分の本業を忘れたわけではない。NBA最優秀選手賞を2度受賞しているカリーは今シーズン、ウォリアーズとともに3年連続優勝を目指す。

原文:Stephen Curry misses cut, finishes last in Web.com Tour golf event
翻訳:Noriko Tabei

Arthur Weinstein