カリフォルニアで行われているウェブドット・コムツアーのエリーメイ・クラシックで、ステフィン・カリーは木曜の初日ラウンドを71でプレー。その才能はバスケットボールにとどまらないかのように見えた。NBAスター選手のカリーが、ウェブドット・コムツアー大会第2戦目にして予選通過か、とも思われた。
だが金曜午後、カリーは現実に直面。この日のスコアを16オーバー86とし最下位の154位で終了した。ちなみに同大会、カリーがゴールデンステイト・ウォリアーズとともに数々の成功を収めてきたオラクル・アリーナからほんの数マイル、ヘイワードのTPCストーンブレイで開催されている。
去年大会での結果は74-74、通算8オーバー、148位タイ。今年はそれよりも悪い結果となった。
ウェブドット・コムツアーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、ケビン・プライズが伝えたところによると、カリーはラウンド終了後、次のようにコメントしている。
「3ラウンド、堅調なプレーをしたのに、最後に台なしにしてしまった。少し、吹きさらされてされていた感じだった。風向きが悪い場合、自分で修正していくのは難しい」
“I had three solid rounds, and then I finally blew up.
— Kevin Prise (@WebTourKevin) 2018年8月11日
“I got a little bit exposed ... if you don’t have the right flow, it’s hard to self-correct.”
Despite a second-round 86 @elliemaeclassic, though, @warriors guard @StephenCurry30 spent some time with the media afterwards. pic.twitter.com/QZSA9Dqc44
<ウェブドット・コムツアーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、ケビン・プライズのツイート>
「3ラウンド、堅調なプレーをしたのに、最後に台なしにしてしまった。少し、吹き晒されていた感じだった。風向きが悪い場合、自分で修正していくのは難しい」
86というスコアにも関わらず、ウォリアーズのガード、ステファン・カリーはラウンド終了後メディアからの取材に応じた。
だが忘れてはならないのは、カリーは世界最高のゴルフツアーPGAの下部ツアーで、プロに交じって、ハンディキャップ0でプレーした、という点だ。前半の2ラウンドでともにプレーしたマーティン・トレーナーは、カリーのゴルフに目を見張った、と話す。
「彼のゴルフは驚くべきものだったよ。本当にびっくりした。ただボクらほどはプレーしないから、そんなに良くなかったんだろうね」とするトレーナーのコメントを、ESPNが伝えている。
もちろん、カリーは自分の本業を忘れたわけではない。NBA最優秀選手賞を2度受賞しているカリーは今シーズン、ウォリアーズとともに3年連続優勝を目指す。
原文:Stephen Curry misses cut, finishes last in Web.com Tour golf event
翻訳:Noriko Tabei