2023年1月4日、第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会(2022年度)のクォーターファイナル(準々決勝)が行われ、横浜ビー・コルセアーズが群馬クレインサンダーズ、千葉ジェッツが信州ブレイブウォリアーズを倒し、2月15日に行われるセミファイナル(準決勝)に駒を進めた。
どちらが勝っても初のセミファイナル進出がかかる群馬対横浜BCは、ディフェンスから走る展開を作った群馬が横浜BCを序盤から突き放し、前半終了時に47-29と大量リード奪う。
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横浜BCはエースガードの河村勇輝の不調でリズムに乗れないなか、河村に代わって出場した森井健太が攻守に素晴らしい活躍を見せ、シューターの森川正明ら他の選手たちも追随。第4クォーター残り8分、デビン・オリバーの3ポイントシュートで1ケタ点差に追いつくと、残り57.0秒、チャールズ・ジャクソンのリバウンドからのプットバックショットでついに逆転。最後は河村がフリースローをきっちり2本沈め、80-77で劇的な勝利を収めた。
千葉対信州も、オーバータイム(延長戦)までもつれる激戦となったが、延長戦で集中力の落ちなかった千葉が89-82で勝利。富樫勇樹がチームハイの27得点をあげ、2年連続のセミファイナル出場を決めた。
セミファイナル(準決勝)は2月15日に開催される。ブレックスアリーナ宇都宮(栃木県宇都宮市)で宇都宮ブレックスと千葉ジェッツ、沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で琉球ゴールデンキングスと横浜ビー・コルセアーズが対戦する。
第98回天皇杯準々決勝 試合結果(2023年1月4日)
群馬クレインサンダーズ 77-80 横浜ビー・コルセアーズ
1Q 16-15
2Q 31-14
3Q 16-19
4Q 14-32
会場:太田運動公園市民体育館
千葉ジェッツ 89-82 信州ブレイブウォリアーズ
1Q 28-21
2Q 15-16
3Q 16-17
4Q 20-25
OT 10-3
会場:船橋アリーナ
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