馬庭優太(大社高)は2024年夏の甲子園で、チームを107年ぶりのベスト8に導いた左腕エース。2024年のドラフト候補として注目が集まる。ここでは馬庭の基本プロフィール、選手としての特徴やプレースタイル、主な戦績、経歴などについて紹介する。
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馬庭優太の基本プロフィール
- 氏名(読み/ローマ字表記):馬庭 優太(まにわ ゆうた/Yuta, Maniwa)
- 生年月日:2006年5月9日
- 出身地:島根県
- 身長・体重:176cm・81kg
- 投打:左投左打
- 守備:投手
- 所属チーム歴:高松小(軟式・高松野球スポーツ少年団) - 出雲北陵中 - 大社高
馬庭優太の選手としての特徴・プレースタイル
176cm81kgのバランスの取れた体格から、最速141キロのストレートにカーブ、スライダー、チェンジアップのコンビネーションで打者を打ち取る左腕投手。
セットポジションから独特のタイミングで右足を上げ、さらに一度下ろした足をもう一度上げる二段モーションで投げ込む。テイクバックも小さく、出どころの見づらいフォームに、内外のコントロールが抜群の好投手だ。
3年夏の甲子園では気持ちを全面に押し出す投球スタイルや、伝統校である大社高を107年ぶりのベスト8に導く投球が多くの高校野球ファンの心を打った。
2024年のドラフト候補
高校屈指の左腕投手として注目を浴びる馬庭。プロ志望届を提出すれば、指名の可能性もありあそうだ。
第1回大会から皆勤出場を続けている伝統校の大社高は、2024年夏の甲子園に出場したことで、大正、昭和、平成、令和の4元号で甲子園出場を果たした。大社高からは過去に曽田康二(1977年3位/巨人)がドラフト指名を受けている。曽田は巨人への入団を拒否したものの、1980年ドラフト外で中日に入団した。
※()内はドラフト年/指名球団
馬庭優太のこれまでの経歴
出雲市立高松小1年時に軟式野球チームの高松野球スポーツ少年団で野球を始め、投手として活躍。5年生時には島根県大会優勝、中国地区大会優勝を経験した。
私立の出雲北陵中を経て大社高へ進学すると、1年秋から公式戦に登板。2年夏の島根大会では4試合中3試合に先発し、17回で2失点の好投を見せ、ベスト4進出に貢献した。
2年秋からエースの座を掴むと、秋季島根大会3位で秋季中国大会に出場した。3年夏の島根大会では6試合中4試合に登板し、31回を投げて4失点、32奪三振の好投でチームを32年ぶりの甲子園出場へと導いた。
夏の甲子園でも気迫溢れるピッチングを披露。早稲田実業高との3回戦では、延長11回に自らサヨナラ打を放ち、チームの107年ぶりのベスト8進出に貢献した。島根大会準々決勝から甲子園3回戦まで6試合連続で完投勝利を挙げた。
馬庭優太の主な戦績・個人成績・受賞歴
高校1年(2022年)
- 春季島根大会:1回戦(出場なし)
- 夏の島根大会:2回戦(出場なし)
- 秋季島根大会:3回戦
高校2年(2023年)
- 春季島根大会:優勝
- 春季中国大会:1回戦(1試合/2.2回、3失点・自責0)
- 夏の島根大会:ベスト4(3試合/17回、2失点)
- 秋季島根大会:3位
- 秋季中国大会:1回戦(1試合/9回、4失点・自責1)
高校3年(2024年)
- 春季島根大会:3回戦
- 夏の島根大会:優勝(4試合/31回、4失点、32奪三振)
- 夏の甲子園:ベスト8(4試合/35回、12失点・自責7、19奪三振)
- 国民スポーツ大会
※太字は全国大会・国際大会
※国民スポーツ大会は旧・国民体育大会
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