桐光学園高出身のプロ野球選手一覧、2024年チームの注目選手・戦績は?|高校野球

森育海(Ikumi Mori)

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春1回、夏4回の甲子園出場を誇る桐光学園高。現在はMLBのサンディエゴ・パドレスで活躍する松井裕樹らなど同校出身のプロ野球選手や、2024年度のチームの注目選手、戦績などについて紹介する。


■桐光学園高出身のプロ野球選手一覧

※NPB、MLBのみ

選手名卒業年度球団プロ入り年・順位(経歴)
山室公志郎2005ロッテ2009年育成1位(青山学院大)
伊東亮大2007楽天2014年ドラフト7位(武蔵大、日本製紙石巻)
東條大樹2009ロッテ2015年ドラフト4位(青山学院大、JR東日本)
松井裕樹2013楽天2013年ドラフト1位
中川颯2016オリックス2020年ドラフト4位(立教大)
渡部遼人2017オリックス2021年ドラフト4位(慶應義塾大)

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■2024年度桐光学園高の注目選手

昨秋神奈川大会を制し、春季大会もベスト8に進出。5回目の夏の甲子園出場を目指す桐光学園高。ここでは森駿太、法橋瑛良、中村優太をピックアップ。

森駿太(もり・しゅんた)

187cm84kgの大型遊撃手。高校通算48本塁打の長打力に加え、スピードも兼ね備えるプロ注目の選手だ。投手としても140キロを超えるストレートを投げ込む。

桐光学園高では1年夏から公式戦を経験し、同秋から三塁レギュラーに定着する。2年春から遊撃レギュラーを掴み、同秋は主将として神奈川大会優勝、関東大会ベスト8進出に貢献した。

中村優太(なかむら・ゆうた)

180cm83kgの体格を誇る強打の捕手。小学6年時にはDeNAジュニアでプレーし、中学時代は湘南ボーイズで全国優勝を果たした。桐光学園高では1年春から遊撃レギュラーを掴み、同冬から捕手に転向した。2年秋からは4番に座っている。高校通算24本塁打の打力と遠投110メートルの強肩が魅力。

法橋瑛良(ほうはし・あきら)

身長186cmの長身から最速143キロのストレートを投げ込む大型右腕。2年秋からエースの座を掴み、県大会優勝、関東大会ベスト8進出へと導いた。

■桐光学園高を指揮する野呂雅之監督

野呂雅之

1961年生まれ。早稲田実業高から早稲田大を経て、新卒だった1984年に桐光学園高に赴任し、同年から監督を務める。2001年に春のセンバツ、2002年に夏の甲子園に初出場し、春1回夏4回甲子園出場。

松井裕樹(パドレス)や中川颯(DeNA)、渡部遼人(オリックス)らを育てた。

■2024年度桐光学園高の公式戦成績(23年秋~)

2023年

秋季神奈川大会:優勝

  • 地区予選:百合丘(10-0)
  • 地区予選:横浜翠嵐(13-0)
  • 地区予選:法政二(5-1)
  • 2回戦:川崎総合科学(18-0)
  • 3回戦:横浜南陵(16-0)
  • 4回戦:武相(4-3)
  • 準々決勝:慶應義塾(4-0)
  • 準決勝:鎌倉学園(7-1)
  • 決勝:横浜(15-14)

秋季関東大会:ベスト8

  • 1回戦:文星芸大付(6-3)
  • 準々決勝:山梨学院(2-4)

2024年

春季神奈川大会:ベスト8

  • 2回戦:横浜翠嵐(14-0)
  • 3回戦:相模原城山(9-2)
  • 4回戦:藤沢翔陵(6-1)
  • 準々決勝:東海大相模(5-8)

夏の神奈川大会:ベスト8

  • 2回戦:横浜栄(2-1)
  • 3回戦:大和東(13-1)
  • 4回戦:川和(4-1)
  • 5回戦:湘南工大付(10-0)
  • 準々決勝:横浜(2-9)

森育海(Ikumi Mori)

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フリーランスのライター、エディター。子供の頃から野球が好きで、プロ野球、高校野球、大学野球など幅広く応援・観戦。学生時代には新聞社のアルバイトで高校野球の紙面作りに携わる。大学卒業後は一般企業を経て、スポーツメディア業界に転職、独立。