2018年リトルリーグ世界大会が開幕! カナダが勝ち進む

Alec Gearty

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カナダはまだ、リトルリーグ世界大会での戦いを続けている。

3日間に及ぶ予選リーグで、カナダは平常心を保ち、国際グループの中で勝利を挙げた。カイ・シェックが走者一掃の三塁打を放ち、カナダはメキシコに6対4で勝利。シェックの三塁打は、喉から手が出るほど欲しかった得点をカナダにもたらし、その試合を決定づけるものとなった。 

メキシコとの対戦の前までのカナダの成績は、14安打5得点。メキシコは、全体で最も少ない4得点しか挙げていなかった。しかし、カナダはメキシコの投手不足をうまく利用する必要があった。メキシコは、リーグの規定により3名の投手が除外されていたのだ。 

メキシコの先発を任されたのは、アンヘル・マルチネス。しかし、いい仕事をしてリリーフ陣に引き継ぐことはできなかった。マルチネスは、1.1イニングで3失点を喫し、試合開始早々カナダに十分なリードを与えてしまった。次にマウンドを託されたのは、フェルナンド・ロペス。ロペスは7個の三振を奪ったものの、シェックの三塁打による得点は、その試合を通して、スコアボードに強烈なインパクトを与えた。ジョーダン・ハラミーヨがカナダのリードを5点に広げるも、メキシコは見事な反撃を始め、カナダの先発イアン・ファンを追い詰める。

今大会2度目の先発となったファンは3回裏、ロペスに3ランホームランを許す。メキシコは6対4まで追いつき、4.1イニングを投げ、5個の三振を奪ったファンは次の回でマウンドを降りた。 

メキシコが後半、反撃を見せるものの、カナダはこの試合、最後まで2点差を守り抜いた。 

ファンの次に登板したコール・バルコベックは、6回裏に2人のランナーを出塁させる。カナダは、次のラウンドでプエルトリコと対戦するために、クローザーにこの試合を託すことに決めた。 

ネイト・コリーナはすぐに2つ目のアウトをとったが、四球で満塁にしてしまう。カナダの監督がマウンドを訪れると、選手たちの意識ははっきりと統一された。「しっかりと捕球をする」ということだ。コリーナは、メキシコのガエル・ポンセに対し、フルカウントからライナーを奪いとり試合終了となった。 

カナダは敵に打ち勝ち、優勝まで一歩近づいた。 

試合の詳細は以下の通り。 

6回裏

バルコベックは、球数を要しながらもセラーノを三振にとる。1アウト。メキシコは、2連続の四球で勢いを増す。カナダは、バルコベックに替えて、コリーナをマウンドに送る。ゴメスはレフトライナーに倒れ、メキシコは、最終バッターのカルロス・ガルザに望みを託す。四球で満塁となり、打席に立ったのはガエル・ポンセ。3ボール2ストライクのフルカウントから、ポンセが打ったライナーをコリーナがつかみとり、試合終了。6対4でカナダの勝利。 

6回表

最初はファウルと判定されたものの、カナダの先頭打者カイ・シェックは三振に倒れる。ジョーイ・マリーノは3球三振。ディオ・ガマはこの試合2本目のヒットを放つ。バルコベックはストレートの四球で出塁し、2アウト1、2塁。投手セラーノはプレザンツを三振にとる。カナダ、6対4でリード

5回裏

イアン・ファンは制限投球数に到達。4.1イニングを投げ、6奪三振、3与四死球。カナダは1アウトでファンの次にコール・バルコベックをマウンドに送る。バルコベックは続く2人の打者をアウトにとる。カナダはあと3アウトをとれば、次のラウンドに進むことになる。カナダ、6対4でリード。 

5回表

マティアス・ブリソンがライト前ヒットを放つも、ロペスの80球目、ザエデン・プレザンツが三振に倒れる。コルテン・マイヤーズが四球で出塁し、ロペスは降板。エリック・セラーノがメキシコ3人目の投手としてマウンドに上がる。アンドレ・ジュコがこの日2本目のヒットを放ち、満塁で迎える打者はネイト・コリーナ。セラーノは3ボール2ストライクから、コリーナを三振にとる。結果的にカナダは3人が残塁。カナダ、6対4でリード。 

4回裏

ファンは、先頭打者のパオロ・サラサールに死球を与える。キンタニーヤがサラサールの代走で1塁に出る。アクセル・モラレスがバントの構えからアウトとなるも、アルベルト・ゴメスが壁を直撃するヒットを放つ。メキシコは1アウト、ランナー1,2塁。カナダは最終的にイニングを守りきり、2点リードを守る。カナダ、6対4でリード。 

4回表

これまで毎回得点しているカナダであったが、この回の先頭打者は三振に倒れる。続くカイ・シェックも三振。次のジャレン・アシュビーが四球を選び、カナダはこのイニング初めてのランナーを出す。続くディオ・ガマが見逃しの三振に倒れるも、ロペスの制限投球数は目前に迫る。カナダ、6対4でリード。 

3回裏

ネイト・コリーナのエラーで、ガルザが出塁。ファンはボークを宣告され、打者のガエル・ポンセは1塁に進む。メキシコはノーアウト、ランナー1、2塁とする。フェルナンド・ロペスがフルカウントからセンターに3ランホームランを放ち、カナダに2点差と迫る。ファンは調子を取り戻し、後続の3人をアウトにとる。カナダ、6対4でリード。 

3回表

ディオ・ガマが四球で出塁。マティアス・ブリソンが犠牲バントを成功させ、カナダはスコアリングポジションにランナーを進める。ロペスは続くタイ・グレワルを三振にとるも、ジョーダン・ハラミーヨが三塁線を破る二塁打を放ち、ガマがホームに生還。ハラミーヨは、パスボールで3塁に進塁。ロペスはなかなか3つ目のアウトがとれない。続くジュコに四球を与える。メキシコのカルロス・ガルザがバックハンドプレーを成功させ、1塁でアウトをとる。カナダ、6対1でリード。 

2回裏

イアン・ファンが2アウトをとるも、苦戦を強いられる。四球とパスボールで、メキシコにチャンスが訪れる。アクセル・モラレスがヒットを放ち、メキシコが初得点を挙げる。ファンは、この日2つ目の三振をとり、ランナーは残塁。カナダ、5対1でリード。 

2回表

ザエデン・プレザンツが三振に倒れる。しかし、。ハラミーヨが出塁すると、メキシコは投手を交代し、フェルナンド・ロペスがマウンドに上がる。ロペスはジュコを三振にとる。初回に得点を挙げているネイト・コリーナが四球で出塁。満塁で迎える打者はカイ・シェック。走者一掃の三塁打を放ち、カナダのリードを5点に広げる。カナダ、5対0でリード。 

1回裏

イアン・ファンが先頭打者のアルベルト・ゴメスを三振に切ってとる。カルロス・ガルザとガエル・ポンセがそれぞれシングルヒットを放ち、2人の走者を塁に置く。しかし、ファンは守備の援護を受け、続くフェルナンド・ロペスをゴロに打ちとり、ダブルプレーで攻守交代。カナダ、2対0でリード。 

1回表

先頭打者アンドレ・ジュコが、フルカウントからヒットを放つ。ジュコはスイング時にケガをしたように見えたが、そのまま試合にとどまる。ネイト・コリーナがバントの構えを見せると、アンヘル・マルチネスが暴投。ジュコは3塁まで進塁する。コリーナはライト前にヒットを放ち、カナダが初得点を挙げる。マルチネスはそれでも、フィルダースチョイスで何とか2つ目のアウトをとる。ジョーイ・モリーナがセンター前にヒットを放ち、ディオ・ガマもそれに続き、カナダに2点目が入る。メキシコはこれ以上の得点は与えず、このイニングを乗り切る。カナダ、2対0でリード

試合前

午後5時50分:この日のスタメンが発表される。

<Sporting News Canadaのツイッター>
前回サヨナラ勝利を収めたカナダは、今日メキシコに勝てば、優勝に一歩近づきます。
以下、今夜のカナダ対メキシコ戦のラインナップです。

  午後3時30分:パナマを3対1で下したプエルトリコは、次のラウンドの対戦相手がカナダになるのかメキシコになるのか、結果を待っている。

原文:Little League World Series 2018: Canada survives late scare from Mexico to advance in International Bracket
翻訳:Atsuko Sawada


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