少年野球の大乱闘で警察沙汰に。きっかけは13歳の主審が下したボール判定

Jordan Heck

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両チームのベンチが空になってグラウンド上で選手たちがもみ合うシーンは、日本プロ野球でもメジャーリーグでもよく見られる光景だ。だが、アメリカの少年野球で発生した“乱闘劇”で、警察沙汰になる大騒動が起きた。

 

少年野球のトラブルで、親同士が殴り合いバトルに……

野球の試合中のもみ合いは、メディアではよく「大乱闘」の見出しで報じられるが、たいていは押し合いか小競り合い程度で終わり、実際に殴り合うシーンはそれほど多くはない。ところがコロラド州の少年野球で、文字通りの大乱闘が発生した。しかもその詳細を追うと、さらに驚くべき事実が判明した。

警察発表によれば、今週コロラド州レイクウッドで行われた少年野球の試合中に、15人から20人の親たちによる大乱闘事件が起きたという。

その試合は7歳のグループによって行われ、主審を務めていたのは13歳だった。そして、その主審が下したボール判定に不服をもった1人の親がきっかけで、観客席にいた他の多くの親との乱闘にまでエスカレートしたという。観覧者が撮影した動画が警察に提供され、事件当時の異様な光景が明らかになった。

レイクウッド市警は、公式ツイッター、公式フェイスブックページでこの事件の詳細を伝えている。

6月15日の日曜日、レイクウッド市警はウェストゲート小学校の野球場で大勢が乱闘しているという通報を受けました。7歳の選手達がプレイする試合において、13歳の主審が下した判定に不満を持ったコーチと選手の親たちが、フィールドになだれ込み、お互いを殴りあう事態になっていました。我々市警はこの事件についてあらゆる情報を求めています。特に白いシャツと薄緑の半ズボンを履いた容疑者の身元を探しています。数人がすでにこの事件での関与が確認され、また数人が怪我をしたことが報告されています。

市警広報担当のジョーン・ロメロ氏は、地元TVのFox 31にこう答えている。

「最も悲しむべきは、この事件が7歳の子供たちがプレイする野球の試合で起きたことです。親たちこそが成長しなくてはいけないと思います」

Fox 31はさらに1人の重傷者が生じたことも報じ、この事件の大きさを伝えた。

ロメロ氏は、別のTV局のCBSデンバーの取材に対し、「(この事件に)多くの人が驚き、またショックを受けています。こんなことが少年野球の場で起こるのは、非常に深刻な問題です」と語っている。

CBSデンバーは、4人の別々の人物が公の場での無秩序な行動と乱闘に関与したことが確認されていると報じた。

 

原文:Brawl breaks out at youth baseball game due to calls made by 13-year-old umpire
翻訳:角谷剛
編集・校正:SNJ編集部

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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Jordan Heck is a Social Media Producer at Sporting News. Before working here, he was a Digital Content Producer at The Indianapolis Star. He graduated with a degree from Indiana University.