伝説の指名打者、エドガー・マルティネスの功績(最終話)

Ryan Spaeder

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全てのピースがつながった。ただ、ちょっとした作業が必要だ。エドガー・マルティネスの場合、殿堂入りするだけの価値があり、尊敬すべき人物だ。そういうわけで、将来の殿堂入り選手と私が呼ぶその人物の実績を、ここにいくつか記しておこう。

 

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――マルティネスが野球に戻り、278打席連続無安打の場合、キャリア打率は.300を下回る。

――マルティネスが野球に戻り、386打席連続で塁に出ない場合、キャリア出塁率は.400を下回る。

――マルティネスが野球に戻り、1,522打席連続で塁に出ない場合、キャリア出塁率はイチローの生涯出塁率.355を下回る。

――マルティネスが野球に戻り、1,133打席連続で塁に出ない場合、キャリア出塁率はケン・グリフィー・ジュニアの生涯出塁率.370を下回る。

――マルティネスが野球に戻り、766打席連続で塁に出ない場合、キャリア出塁率はウィリー・メイズの生涯出塁率.384を下回る。

――マルティネスは、殿堂入り選手アーニー・バンクスより打席数は1,720少ないにもかかわらず、203回多く出塁している。

――マルティネスが野球に戻り、224打席連続無安打の場合、キャリア長打率は.500を下回る。

――マルティネスは、1995年6月23日から1996年6月20日までの162試合で、73本の二塁打、2本の三塁打、33本の本塁打を含む、.356/.479/.659の成績を残した。出塁は、349回に及んだ。

――ケン・グリフィー・ジュニアは、1995年から1997年までの期間で、出塁率.385をマークした。当時チームメートだったマルティネスは、不利な状況であったにも関わらず、同期間の出塁率を.386としている。

6シーズン以上連続で、.320/.420/.550以上の成績を記録した選手

エドガー・マルティネス(1995年~2000年)

テッド・ウィリアムズ(1939年~1949年)

ルー・ゲーリック(1930年~1937年)

ベーブ・ルース(1926年~1932年)

ロジャース・ホーンスビー(1920年~1925年)

25本塁打、50本二塁打、100四球以上の成績を記録したシーズン数

エドガー・マルティネス(2シーズン)

ルー・ゲーリック(1927年)

スタン・ミュージアル(1953年)

エドガー・マルティネス、30代の成績

出塁、2,369回

.4360 OBP

タイ・カッブ、30代の成績

出塁、2,341回

.4357 OBP

300本塁打と出塁率.415以上の成績を記録した10人の選手

殿堂入り選手(8人)、バリー・ボンズ、エドガー・マルティネス

 

共同執筆者ケビン・リービー(@76pack)の協力に感謝を表する。

(完)

原文: Edgar Martinez is a Hall of Famer, and the numbers couldn't be more clear

翻訳:Atsuko Sawada

 

Ryan Spaeder

Sporting News contributor Ryan Spaeder is the creator and owner/operator of the popular Twitter account Ace of MLB Stats (@theaceofspaeder).