3. ハンク・アーロン&エディ・マシューズ(ブレーブス)
最高合計本塁打シーズン:1959年 - 85本:マシューズが46本、アーロンが39本
共にプレイした期間:1954-66
チームメイトとして打った合計本塁打数:863本
注目:このリストで、1シーズン合計90本塁打に一度も到達していないコンビはこのふたりだけだ。そのため1位にはしていないのだが、なぜ彼らがランクインするかはもうおわかりだろう。これだけ長くホームランを撃ち続けるのは凄まじいことだ。球団がまだミルウォーキーにいた頃から、マシューズのチームでの最終年となったアトランタ初シーズンまでコンビは継続した。ふたり合わせて30本塁打以上を18回、40本塁打以上を8回記録している。
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4. ミッキー・マントル&ロジャー・マリス(ヤンキース)
最高合計本塁打シーズン:1961年 - 115本:マリスが61本、マントルが54本
共にプレイした期間:1960-66
チームメイトとして打った合計本塁打数:419本
注目:このふたりが登場するのはもうわかっていたことだろう。1961年に記録した本塁打数は、未だにふたりの選手による本塁打数としては最多記録であり、ふたりのチームメイトが同じシーズンで50本打ったのもこれが唯一のケースだ。そしてふたりにとっても最も多い合計数だ。この前のシーズンでは合計79本(マントルが40本、マリスが39本)打っており、翌年の1962シーズンでは合計63本(マリスが33本、マントルが30本)打っている。しかし両選手とも、怪我に悩まされた。1962年以降、マリスは26本以上ホームランを打てず、マントルが23本を超えたのは一度だけだった。
5. マニー・ラミレス&デイビッド・オルティス(レッドソックス)
最高合計本塁打シーズン:2005年 - 92本:オルティスが47本、ラミレスが45本
共にプレイした期間:2003-08
チームメイトとして打った合計本塁打数:422本
注目:他チームから恐れられたボストン打線の中心にいたのはラミレスとオルティスだが、このコンビがこのリストに入ったのはレギュラーシーズンのホームランだけが理由ではない。レッドソックスは2004年にワールドソックスの呪いを払しょくし、2007年にも優勝している。ラミレスとオルティスはどちらのシーズンでも重要な役割を担った。2003年から2007年にかけて、ラミレスとオルティスはそれぞれ11本ずつプレイオフでホームランを放っている。
ラミレスともうひとり別のチームメイトもここであげておこう。ボストンに移籍する前、ラミレスは1996年から2000年までクリーブランドでジム・トーミとプレイしており、トーミはシーズン平均36本塁打、ラミレスは平均37本塁打を記録した。
(後編につづく)