箱根駅伝 往路優勝&復路優勝回数 歴代ランキング

牧野豊 Yutaka Makino

及川卓磨 Takuma Oikawa

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箱根駅伝2024の往路をトップでゴールする青山学院大5区・若林宏樹

2024年1月2~3日の2日間にわたって第100回東京箱根間往復大学駅伝競走、通称『箱根駅伝』が開催され、青山学院大学が2年ぶり通算7回目の優勝を果たした。

ここでは、2024年の第100回大会までの結果を基に、往路・復路それぞれの優勝回数ランキングをまとめる。

往路は中央大の15回、復路は早稲田大の16回

2023年に行われた第99回大会は、2日の往路で通算4回目、3日の復路では通算10回目の各路優勝を果たした駒澤大学が、総合でも2年ぶり8回目の優勝を果たした。続く2024年の第100回記念大会では絶対王者と目された駒澤大を破り、青山学院大が往路・復路ともに制して2年ぶりの総合優勝を果たした。

過去の大会を往路・復路別に見てみると、往路優勝は19校、復路優勝は17校ある。

その中で最多優勝を誇るのは往路が15回の中央大学、復路が16回の早稲田大学で、それぞれトップ5までは総合優勝回数上位5校と同じチームが名を連ねている。

また、総合優勝経験はないものの、往復路のいずれかで優勝経験があるのは、法政大学(1931年往路、2006年復路)、東京農業大学(1974年往路)、創価大(2021年往路)の3校となる。

一方、往復路いずれも2位以下ながら総合優勝を果たしたのは2006年・亜細亜大学、2019年・東海大学、2021年・駒澤大学など2000年以降の3校を含め延べ9校ある。

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往路優勝回数ランキング

※カッコ内は年。「-」は2年連続以上。

  • 15 中央大学(1925-26, 48, 50-53, 55-56, 59, 61-64, 2001)
  • 13 早稲田大学(1921, 27, 29, 33-34, 54, 84-86, 93, 95-96, 2008)
  • 13 日本大学(1932, 35-38, 40, 57-58, 60, 65, 67-68, 71)
  • 10 日本体育大学(1969-72, 76-80, 85)
  • 8 順天堂大学(1966, 78-79, 81, 88-89, 2006-07)
  • 7 東洋大学(2009-12, 14, 18-19)
  • 6 青山学院大学(2015-17, 20, 22, 24)
  • 5 明治大学(1920, 23, 28, 47, 49)
  • 4 駒澤大学(1999-2000, 04, 23)
  • 4 大東文化大学(1975-76, 90-91)
  • 3 山梨学院大学(1992, 94, 2003)
  • 3 神奈川大学(1997-98, 2002)
  • 2 慶應義塾大学(1930, 43)
  • 2 東京高等師範学校※(1922, 24)
  • 1 創価大学(2021)
  • 1 東海大学(2005)
  • 1 東京農業大学(1974)
  • 1 専修大学(1939)
  • 1 法政大学(1931)

復路優勝回数ランキング

※カッコ内は年。「-」は2年連続以上。

  • 16 早稲田大学(1922-23, 27-28, 30-33, 52, 54, 57, 82-84, 93, 2011)
  • 14 中央大学(1948-51, 53, 55-56, 60-62, 64, 90, 95-96)
  • 13 日本大学(1934-40, 58-59, 65-68)
  • 10 駒澤大学(1997, 2000, 02-05, 08, 10, 13, 23)
  • 10 日本体育大学(1969-72, 76-80, 85)
  • 9 順天堂大学(1986-89, 91-92, 99, 2001, 07)
  • 8 青山学院大学(2015-19, 21-22, 24)
  • 5 明治大学(1924-26, 29, 63)
  • 4 大東文化大学(1973-75, 81)
  • 3 東洋大学(2009, 12, 14)
  • 2 東京高等師範学校※(1920-21)
  • 1 東海大学(2020)
  • 1 法政大学(2006)
  • 1 神奈川大学(1998)
  • 1 山梨学院大学(1994)
  • 1 慶應義塾大学(1947)
  • 1 専修大学(1943)

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総合優勝回数ランキング

※カッコ内は年。「-」は2年連続以上。

  • 14 中央大学(1926, 48, 50-51, 53, 55-56, 59-64, 96)
  • 13 早稲田大学(1922-23, 27, 30-31, 33-34, 52, 54, 84-85, 93, 2011)
  • 12 日本大学(1935-38, 40-43, 57-58, 65, 67-68, 74)
  • 11 順天堂大学(1966, 79, 81-82, 86-89, 99, 2001, 07)
  • 10 日本体育大学(1969-73, 77-78, 80, 83, 2013)
  • 8 駒澤大学(2000, 02-05, 08, 21, 23)
  • 7 青山学院大学(2015-18, 20, 22, 24)
  • 7 明治大学(1921, 24-25, 28-29, 47, 49)
  • 4 東洋大学(2009-10, 12, 14)
  • 4 大東文化大学(1975-76, 90-91)
  • 3 山梨学院大学(1992, 94-95)
  • 2 神奈川大学(1997-98)
  • 1 東海大学(2019)
  • 1 亜細亜大学(2006)
  • 1 専修大学(1939)
  • 1 慶應義塾大学(1932)
  • 1 東京高等師範学校(1920)※

※現・筑波大学

往復各路2位以下で総合優勝を果たしたチーム

  • 1921年 明治大
  • 1932年 慶應義塾大学
  • 1943年 日本大学
  • 1974年 日本大学
  • 1982年 順天堂大学
  • 1995年 山梨学院大学
  • 2006年 亜細亜大学
  • 2019年 東海大学
  • 2021年 駒澤大学

牧野豊 Yutaka Makino

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東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。

及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。