【陸上】「怪我ゼロ」を追求するランニングシューズ『ナイキ インヴィンシブル 3』が新登場

牧野豊 Yutaka Makino

【陸上】「怪我ゼロ」を追求するランニングシューズ『ナイキ インヴィンシブル 3』が新登場 image

怪我ゼロをコンセプトにしたナイキ インヴィンシブル 3

ナイキは、「怪我ゼロ」をコンセプトにしたランニングシューズ「ナイキ インヴィンシブル スリー」(Nike Invincible 3)を2023年2月2日(木)に発売した(税込2万2000円)。

このシューズは2021年に登場した「ナイキ ズーム X インヴィンシブル」(以下、前モデル)を新しくしたもの。前モデルは東京五輪3000m障害7位の三浦龍司(順天堂大3年)が練習でヘビーユーズするほどお気に入りの一足と認めるなど、トップ選手はもちろん一般ランナーも含めて幅広い層に浸透し、速さのみならず、着地時のさまざまな衝撃や動きに対応し足を守るモデルとして定着してきた。

[AD] Amazonでナイキ インヴィンシブル3をチェック!

主な改良点はミッドソールとアッパー

インヴィンシブル 3は前モデル同様にロッカー構造のデザインは変わらないが、主にミッドソールとアッパーをアップデートしている。

ミッドソールには前モデルよりも厚みがあり優れたクッション性を誇るズームXフォームを採用。それにより、スピード練習、ジョグ、流しなど異なる目的のランニングでもフォームの感覚を変えずに練習することができるだけでなく、さまざまなランナーのランニング効率の向上をもたらしてくれる。

アッパーは、軽量性、サポート力、通気性を兼ね備えた多層構造に。素材にはナイキ独自のフライニット(強度の強いポリエステル素材を編み込んだもの)を使用し、その上で新たにフライワイヤーケーブルを組み合わせることで、安心感のある軽量なフィット感を実現している。フライニットアッパーは、足が最も熱を持つ部分の通気性を重視すると同時に足を固定する重要な部分にサポートを加えるなど、エリアごとに調整されているのが特徴。

また、ヒールクリップは前作よりも小さくしつつも、着地時のブレを防ぐ的確なサポートをしている。

インヴィンシブル3では、前モデルよりも厚みのあるズームXフォームを採用したことで驚くほどの柔らかさと弾力性に磨きがかかり、さらに安定性が向上。ズームXフォームのサイドに凹凸を作ることで、フォームのたわみにより衝撃吸収性とロッカー構造を強化。また、ワッフルアウトソールで耐久性に優れたトラクション(前後方向の動き)を提供している。

[AD] Amazonでナイキ インヴィンシブル3をチェック!

牧野豊 Yutaka Makino

牧野豊 Yutaka Makino Photo

東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。