全日本大学駅伝2023の日程・放送予定・出場校|第55回全日本大学駅伝対校選手権大会

牧野豊 Yutaka Makino

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学生3大駅伝の2戦目に当たる第55回全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)が2023年11月5日(日)、熱田神宮西門前―伊勢神宮内宮宇治橋前(8区間・106.8km)のコースで開催される。

果たして今年は、どのような展開となるのか。ここでは見どころ、テレビ、ラジオの放送予定、出場チームを紹介する。

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見どころ

10月の出雲駅伝を大会新記録で制し、史上初の2年連続学生駅伝3冠に向け好スタートを切った駒澤大学。今大会でも優勝候補筆頭だが、ライバルたちが「ストップ・ザ・駒大」に闘志を燃やしてくるのは間違いないだろう。その筆頭候補は3大駅伝の経験者の多い国学院大、中央大が中心になるが、出雲駅伝2位の創価大、3位の城西大も侮れない。今シーズンは苦戦が予想される青山学院大だが、5000m13分台のスピードランナーは多数揃っており、展開次第では十分に優勝争いに絡める力はある。

また、箱根駅伝予選会で日本人トップとなった前田和摩(1年)を擁する東京農業大も勢いがあり、14年ぶりの出場でどこまで上位に食い込めるか。

関東以外のチームでは、関西勢を中心に関東勢の牙城に挑む中、39年ぶりに本大会出場を決めた鹿児島大学の健闘ぶりにも注目したい。

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大会概要

  • 大会名称:秩父宮賜杯 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会
  • 日程:11月5日(日)8:10 スタート

コース

熱田神宮西門前(愛知県名古屋市)をスタートし、8区間・106.8kmを走る。フィニッシュ地点は伊勢神宮内宮宇治橋前(三重県伊勢市)。

  • 1区(9.5km):熱田神宮西門前→ファーストカーゴ前
  • 2区(11.1km):ファーストカーゴ前→長島スポーツランド前
  • 3区(11.9km):長島スポーツランド前→霞ケ浦緑地前
  • 4区(11.8km):霞ケ浦緑地前→ファミリーマート鈴鹿林崎町店前
  • 5区(12.4km):ファミリーマート鈴鹿林崎町店前→ザ・ビッグエクストラ津河芸店前
  • 6区(12.8km):ザ・ビッグエクストラ津河芸店前→ベイスクエア津ラッツ
  • 7区(17.6km):ベイスクエア津ラッツ→JAみえなか前
  • 8区(19.7km):JAみえなか前→伊勢神宮内宮宇治橋前

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放送予定(テレビ・ラジオ中継・インターネット配信)

11月2日現在の情報では、テレビは地上波のテレビ朝日系列、ラジオは文化放送、ネット配信はTver(ティーバー)で生中継および配信が予定されている。

  • テレビ地上波:テレビ朝日系列
  • テレビBS / CS放送:未定
  • ラジオ:文化放送
  • ネット:Tver(ティーバー)

出場チーム & 参加資格

前回大会上位8校のシード校に、全国8ブロックの各選考会を経て出場資格を得た17チームの合計25校によって優勝が争われる。出場校以外の選手で構成される日本学連選抜チーム、東海学連選抜チームはオープン参加となり、合計27チームがスタートを切る。

→北海道1、東北1、関東15(うち8はシード校)、北信越1、東海1、関西4、中国四国1、九州1

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全日本大学駅伝 出場校(地区/出場回数)

#はシード校(前回大会上位8校)

  • 駒澤大学(関東 / 28大会連続30回目)#
  • 國學院大学(関東 / 9大会連続11回目)#
  • 青山学院大学(関東 / 11大会連続13回目)#
  • 順天堂大学(関東 / 7大会連続28回目)#
  • 創価大学(関東 / 2大会連続2回目)#
  • 早稲田大学(関東 / 17大会連続29回目)#
  • 中央大学(関東 / 3大会連続30回目)#
  • 東洋大学(関東 / 16大会連続31回目)#
  • 札幌学院大学(北海道 / 6大会連続30回目)
  • 東北学院大学(東北 / 13大会ぶり17回目)
  • 城西大学(関東 / 3大会ぶり10回目)
  • 大東文化大学(関東 / 2大会連続44回目)
  • 東海大学(関東 / 10大会連続36回目)
  • 東京国際大学(関東 / 5大会連続5回目)
  • 東京農業大学(関東 / 14大会ぶり20回目)
  • 帝京大学(関東 / 2大会ぶり15回目)
  • 国士舘大学(関東 / 7大会ぶり12回目)
  • 新潟大学(北信越 / 2大会連続14回目)
  • 名古屋大学(東海 / 11大会ぶり16回目)
  • 大阪経済大学(関西 / 3大会連続25回目)
  • 立命館大学(関西 / 23大会連続35回目)
  • 関西大学(関西 / 7大会ぶり13回目)
  • 関西学院大学(関西 / 5大会連続13回目)
  • 環太平洋大学(中国四国 / 3大会連続4回目)
  • 鹿児島大学(九州 / 39大会ぶり9回目)
  • 日本学連選抜チーム(オープン参加)
  • 東海学連選抜チーム(オープン参加)

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牧野豊 Yutaka Makino

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東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。