東京五輪出場危機のクリスチャン・コールマン「身の潔白を証明する」

Peter Thompson

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100メートル走9.79秒の自己記録(2018年)を持ち、今年の世界最速タイム保持者でもある陸上短距離界のスター選手クリスチャン・コールマン(米)が、ドーピング検査を数回に渡って受け損ねたと報じられた。東京五輪のメダル最有力候補は、長期出場停止の危機に「潔白を証明する」と声明した。

 

米陸上界のスターがドーピング検査ルール違反…東京五輪出場危機に潔白証明を誓う

アンチ・ドーピングのルール違反に問われている陸上短距離界のスター選手クリスチャン・コールマンだが、本人は身の潔白を証明し、来月行われる第17回世界陸上ドーハ大会での金メダル獲得に自信を持っている。

100メートル走の全米チャンピオンで、2020年東京オリンピックでメダル最有力候補と目されるコールマンはこの1年の間にドーピング検査を3回受け損なったとされている。このことは世界アンチ・ドーピング機関 (WADA) が定めるルールに抵触する。

コールマンが米国反ドーピング機関(USADA)により有罪とされた場合、2年間の出場停止が科せられる可能性がある。それはつまり、9月の世界陸上ドーハ大会にも来年の東京オリンピックにも出場できなくなるということだ。

だが、23歳のコールマンは9月4日に予定される公聴会を控え、そこで身の潔白を証明すると誓った。

コールマンはトリニダード・トバゴの元陸上短距離選手アト・ボルドンに向けた声明の中で「私はどのようなサプリメントも全く摂りません。だから、どのようなドーピング検査をいつでも受けることに何の問題もありません」と語っている。

「広く報じられているルール違反の話は単純に事実とは異なります。私は9月4日の公聴会でこの件で汚名を晴らし、この秋のドーハで世界陸上大会に出場することに自信を持っています」

「公聴会さえ終われば、私はこの件についての質問に答えることがでるようになります。ですが、調査が進行中の今は、発言を控えなければいけません」

コールマンは2年前にロンドンで行われた世界陸上大会においてチームメイトであるジャスティン・ガトリンに次いで100メートル走の銀メダルを獲得し、今年のカタール大会では金メダルの最有力候補だ。

この6月にはスタンフォード(米カリフォルニア州)で行われたダイヤモンド・リーグ競技会では今季世界最高の9秒81を叩き出した。昨年は室内60メートル走の世界記録も樹立している。

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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