【NFL NFCチャンピオンシップ】パッカーズ@49ers|合計で9度のスーパーボウル制覇を誇る伝統のチーム同士の対決を制するのは?

Akira Uchida

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アメリカンフットボールのNFLポストシーズンは現地時間1月19日、NFCチャンピオンシップでサンフランシスコ・49ersがグリーンベイ・パッカーズをホームで迎え撃つ。両チームはレギュラーシーズン第12週で対戦。その際は49ersが37-8と圧勝した。再戦となるこのカードの注目ポイントを分析する。 

 

ロジャースvsガロポロ 

この試合の一つの見どころとしてはQB対決だ。パッカーズのQBアーロン・ロジャースと49ersのQBジミー・ガロポロがしっかりした試合運びを展開できるかがこの試合の勝敗を大きく左右するだろう。

ロジャースは先日のシーホークス戦で243パスヤード、2 TD、INTなし、レーティング113.7と堅実なプレーを披露。今季はインターセプト4つとシーズン同様に安定したプレーを見せている。

ただ、前回の49ers戦に限るとディフェンス陣に苦しみ、シーズン最小の104パスヤードに抑えられている。パッカーズのOL陣がしっかりロジャースを守ることがカギになる。 

先日のバイキングス戦がプレーオフ初登場だったガロポロは253パスヤード、2 TD、INTなしでレーティングは145.8と完璧な試合運びを魅せた。ランとパスをうまく使い分け、バイキングスディフェンスを翻弄した。この試合でもバランスの良いオフェンスを展開出来るかがポイントになる。 

 

新旧TE対決 

QBの対決も見どころだが、TEの対決にも目が離せない。

パッカーズのジミー・グラハムは過去に5度のプロボウルに選出された経験を持つ。レシーバー、ブロッカーとして非常に優秀で以前はNFL屈指のTEとも言われた。

2018年からパッカーズに入団し、以前ほどの輝きはみられないがベテランらしい堅実なプレーでチームを支える。この試合でも随所でロジャースのパスターゲットになっていくだろう。 

49ersのジョージ・キトルはNFLで最も完璧なTEと言われている。ルーキーイヤーから3年で2,945レシーブヤードを記録していてこれはTEとしてNFL最多を誇る。レシーバーとしてだけでなくラン、パスブロッカーとしても有能で49ersのオフェンスを支えている。この試合でキトルがどういう使われ方をするのか注目だ。 

 

ドラフト1巡揃いの強力なDL陣 

今季の49ersディフェンスを支えているのはNFL屈指を誇るDL陣だ。

ディー・フォード、アリーク・アームステッド、デフォレスト・バックナー、ニック・ボーサのスタメン4人が全てドラフト1巡目で指名された選手たちだ。

今季5位タイの48サックをマークしているがこの4人だけで33も稼いでいる。

外からも中からも相手QBにプレッシャーをかけることができるため、オフェンス側からしたら非常に厄介だ。この4人がパッカーズの前に立ちはだかる。

49ersのカイル・シャナハンHCとパッカーズのマット・ラフルールHCは2010年から2013年シーズンまでレッドスキンズで共にオフェンシブ・コーディネーターとQBコーチとして働いた経験を持つ。お互いのことを知り尽くした中でどちらのチームがスーパーボウルへの切符を手にするか。 

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Akira Uchida