アメリカンフットボールのNFL最終週で現地時間12月30日、テネシー・タイタンズがインディアナポリス・コルツをホームに迎える。
勝った方がプレーオフに進出できるという大事な一戦だ。また、ヒューストン・テキサンズがジャクソンビル・ジャガーズに敗れた場合、この試合の勝者がAFC南地区の優勝を手にするということもあり、大注目を集めている。
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リーグ2位の平均18失点という堅守が売りのタイタンズは、全勝している直近4戦はわずか11.8失点と守備の強度がさらに増している。チーム全員でディフェンスに取り組み、ミスが少ないのが特長だ。オフェンスでは3年目RBのデリック・ヘンリーを中心としたランで時間を稼ぎ、少ない得点チャンスをものにしている。直近3試合では492ヤードを荒稼ぎし、キャリア初のシーズン1000ヤードまであと34ヤードに迫る。
タイタンズの懸念は、先週の試合で右ひじを痛めて前半で退いたQBマーカス・マリオタのケガの状況だ。マイク・ブレイベルHCは会見で、「様子をみて週末に状態を確認し、出場できるか決める」と述べている。走れるQBのマリオタが出場できない場合、得意のラン主体のオフェンスができなくなるので、システムを変更せざるを得なくなり、ヘンリーへの負担が大きくなる。マリオタが出場できるかどうかが、勝敗を大きく左右することになるだろう。
タイタンズは、今季6勝1敗と相性の良いホームゲームで、2年連続となるプレーオフへの切符を手に入れられるだろうか。
一方のコルツは、序盤戦で1勝5敗と出遅れたものの、直近9試合では8勝1敗と調子を上げている。好調の要因は、改善されたオフェンスラインだ。昨季はリーグワーストだった被サック数(56)を、今季はリーグトップの17回に抑えている。これにより、昨年の右肩負傷から完全復活したQBアンドリュー・ラックを守ることに成功した。ラックは今季、キャリアベストのパス成功率67.2%をマークし、2年ぶりの4000ヤードも達成するなど、好調を維持している。
コルツの勝利へのカギはラックのパス数だ。1試合で40回以上パスを投げた試合は2勝6敗と負け越している一方で、40回以下の試合は、7戦全勝している。パス偏重のオフェンスを避け、2年目RBマーロン・マックのランをさく裂させることが、2015年以来となるプレーオフ出場への近道となるだろう。
注目の一戦は、日本時間12月31日の午前10時20分開始だ。
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