アメリカンフットボールのNFLポストシーズンは現地時間1月12日、NFCディビジョナルラウンドでロサンゼルス・ラムズがホームでダラス・カウボーイズと対戦する。
NFC第2シードのラムズは今季チーフスに次いでリーグ2位の得点力を誇る。ラン、パス共にバランスがよく、3年目QBジャレッド・ゴフを中心にどこからでも得点ができるのが強みだ。一方のカウボーイズはワイルドカードラウンドでRBエゼキエル・エリオットのランを中心に攻撃を展開。シアトル・シーホークスに辛勝し、敵地ロサンゼルスに乗り込む。ここでの注目ポイントをおさらいしておこう。
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RB対決:エリオットvsガーリー
この試合での注目はなんといってもエースRB同士の対決だろう。ラムズのRBトッド・ガーリーは今季NFL3位の1251ラッシングヤードと1位の17TDを記録。チーム全体でもリーグ3位の平均139.4ヤードを誇る。ランだけでなくレシーバーとしても有能でショートパスのターゲットにもなる。レッドゾーンに入ればガーリー中心に攻めてくるであろう。ただ、膝のケガの具合が気になる。
一方のカウボーイズのエリオットは先週のワイルドカードラウンドで26キャリー、137ヤード、1TDと活躍。プレーオフでは2試合連続で100ヤード超えと好調を維持。前回と同様にエリオットを中心にオフェンスを組み立てるはずだ。カウボーイズが誇る屈強なオフェンスライン陣をどう動かし、エリオットにスペースを作らせるかオフェンス・コーディネーターのスコット・リネハンの采配にも注目だ。
サック王ドナルドvsカウボーイズのオフェンスライン
カウボーイズのオフェンスラインに立ちはだかるのがラムズのDTアーロン・ドナルドだ。今季はキャリアハイでリーグトップの20.5サックを記録。状況に応じて中と外でポジションを変えることができ、どこからでもプレッシャーをかけることが出来る。カウボーイズのオフェンスラインはドナルドのペネトレーションをどれだけ抑えれるかがカギだ。ダブルチームで対応していい形でエリオットにスペースを与えたい。
ゴフ、プレーオフで輝けるか?
ラムズのQBジャレッ・ゴフは今季キャリアハイの4688パスヤード、33TDをマークするなど、ガーリーと共にチームのオフェンスをけん引。この活躍をプレーオフでも発揮できるかが注目だ。ただ、気がかりなのはファンブルの多さで今季は12。ここ6試合連続でファンブルを犯しているため、ターンオーバーで攻撃の芽が潰えるのは避けたい。昨年のプレーオフでも2つのファンブルを犯し、ホームで敗れているため気を付けたい。ゴフがパスを通せるようになれば、ガーリーのランが活きてくるため、バランスの良いオフェンスが展開できる。
どちらも勝てば久しぶりのカンファレンス・チャンピオンシップに進める。カウボーイズは1995年以来、ラムズは2001年以来となる。ラムズに至っては2004年以来プレーオフでの勝利がない。どちらのエースRBが地上戦を制し、ゲームをコントロールできるか。エリオットか、それともガーリーか。RBの戦いから目が離せない。
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