NFLの登竜門、スカウティングコンバインって何?

Sporting News Japan Staff

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近い将来のスターたちが一堂に会すスカウティングコンバイン

ドラフト候補生たちの身体能力や精神面をテストする一大イベント、スカウティングコンバイン。今年は現地26日から3月4日にかけて開催されるが、改めてスカウティングコンバインとは何かをおさらいしよう。

 

■スカウティングコンバインって何?

スカウティングコンバインとは、ドラフト候補生たちが一堂に会し、NFLチームのスカウト、GM、コーチ陣の前で身体的能力や精神面などをテストする場だ。参加できるのは、カレッジフットボールでの実績を認められ、招待された選手のみ。毎年335人のドラフト候補生たちが参加している。

 

■何をテストするの?

身体能力的なテストとしては、40ヤード(約37メートル)走、102キロのバーベルを持ち上げた回数をカウントするベンチプレス、垂直跳び、立ち幅跳び、20ヤードと60ヤードのシャトルラン、スピードを維持したまま方向転換する3コーンドリル、ポジションごとのテストなど。

そして面接を複数回行い、身体測定、薬物検査、レントゲンなどによるケガチェック、知能とメンタルテストなどに至るまで、全員がスケジュールに沿ってこなしていく。

 

■過去の様子は?

現在NFLで活躍している先輩たちも、コンバインを経験してきた。

2014年、現ロサンゼルス・ラムズのディフェンシブタックル、アーロン・ドナルドは、体重130キロの巨体で40ヤード4.66秒という記録をたたきだした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

@aarondonald99 dominated the 2014 #NFLCombine 🏃4.66 40-yard dash 🏃 (via @nflthrowback)

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同年、現ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバーオデル・ベッカム Jr.は40ヤードを4.31秒で駆け抜けた。

18年のスカウトコンバインで大きな話題となったのは、現シアトル・シーホークスのラインバッカー、シャキーム・グリフィン。幼い頃に疾患で左手を失ったグリフィンは、義手をつけた左手1本で、ベンチプレスを20回上げた。

グリフィンは40ヤード走でも4.38秒をマーク。

そして時は遡って2000年、若き日のトム・ブレイディ。今とは全体的に雰囲気の違うコンバインの様子はこちらから。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。