今シーズン「3度目」の対戦 次のラウンドに進出するのはどちらだ!? - AFC WC: コルツ@テキサンズ

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アメリカンフットボール のNFLポストシーズンは現地時間1月5日、AFCワイルドカードラウンドでヒューストン・テキサンズとインディアナポリス・コルツが対戦する。

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リーグ史上3チーム目の1勝5敗スタートからのプレーオフ出場を達成したコルツは、直近10戦で9勝と今最も勢いがある。そんなチームをけん引するのが、右肩の負傷から完全復活したQBアンドリュー・ラックだ。今季はキャリアでは2番目に多い、4593パスヤード、39TDを記録。チーム全体でもリーグ5位の平均27.1点、パス獲得ヤードは同6位の278.8ヤードと好成績を残した。好調の要因は、改善されたオフェンスラインだ。昨季はリーグワーストだった被サック数(56)を、今季はリーグトップの18回に抑えている。

一方のテキサンズも、開幕3連敗スタートながら球団記録の9連勝を含む、11勝5敗で第3シードに食い込んだ。2年目QBデショーン・ワトソンの活躍が光るが、今季はディフェンス陣が絶好調。その要因は、過去2年ケガの影響で満足のシーズンを送れなかったDEのJ.J・ワットの完全復活にある。NFL2位の16サックに加え、1位タイの7つのファンブルフォースを記録するなど、最優秀守備選手賞を3度受賞した往時のプレーが戻った。その逆サイドには、今季9サックを記録したLBジェデイビオン・クラウニーが待ち構える。この2人に率いられ、失点はNFL5位の19.8点、ランディフェンスは3位の82.7ヤードしか喪失していない。コルツのオフェンスラインは彼らに手を焼くことになるだろう。

試合の注目ポイントはエースレシーバーに対する両チームの対策だ。コルツのT.Y・ヒルトンは今季のテキサンズ戦2試合で13キャッチ314ヤードレシーブと、完全にカモにされている。一瞬でトップスピードに乗れる速さに、テキサンズのディフェンダーたちは全く対応できていない。ヒルトンに投げる前にワットとクラウニーでプレッシャーをかけ、ターンオーバーを誘発したい。

テキサンズはWRディアンドレ・ホプキンスの活躍が必須だ。リーグトップレシーバーと呼び声の高いホプキンスは、取れないボールなどないと言わんばかりのアクロバティックなプレーを何度も披露している。コルツのディフェンス陣はダブルカバーで対応し、ワトソンに他のレシーバーに投げさせるよう仕向けたい。

今季は2度対戦し、1勝1敗のタイ。今一番勢いのあるコルツか、それとも復活したワット率いるディフェンス陣が勢いを止めるか。「3度目」の対戦で軍配が上がるのは···?


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。