買春容疑のペイトリオッツオーナー、慈善団体への寄付を拒否される

Sporting News Japan Staff

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買春容疑を受け、オーナーからの寄付を拒否

フロリダ州の違法マッサージ店で性的サービスを受けたとして起訴されているニューイングランド・ペイトリオッツのロバート・クラフトオーナーが、慈善団体への10万ドル(約1100万円)の寄付を拒否されていたことが明らかとなった。

5月頭にクラフトオーナーの申し出を拒否したのは、貧困のため学校に通えないハイチの子供達を支援する慈善団体。代表のパトリック・モイニハン氏は『ボストン・グローブ』に対し、「ロバート・クラフト氏からの寄付は受けたくありません」と語った。

クラフトオーナーは2017年にも同団体に多額の寄付をしており、モイニハン氏の団体にとって、今回オーナーが提示した10万ドルは50人の子供たちを卒業させるのに充分な金額となるため、断ることは断腸の思いだったという。モイニハン氏はオーナーからの申し出を断った理由として、同団体が売春や人身売買が横行する国で若い女性を教育しているという背景を挙げ、騒動を起こしたクラフトオーナーからの寄付金を受け取ることが団体の信念に反するとし、「悪しきを持って善行はできません。目的さえかなえば手段は選ばないというわけにはいかないのです」と語気を強めている。

事件後、クラフトオーナーの寄付を拒否したのはモイニハン氏のみではない。『ボストン・グローブ』によると、3月には民主党のエドワード・マーキー上院議員が、オーナーから受け取った献金3600ドル(約40万円)を人身売買撲滅を目指す慈善団体へとそのまま寄付したという。

オーナーは無罪を主張しているが、買春容疑というレッテルはなかなか剥がれそうにない。

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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「※」は提携サイト『Goal』の記事です

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。