13年のキャリアでプロボウルにも2 度選出
元シカゴ・ベアーズのCB（コーナーバック）チャールズ・ティルマンが、FBIの捜査官になっていることが明らかとなった。現在は2年間の試用期間中だという。『シカゴ・トリビューン』が報じた。
ティルマンは2003年にドラフト2巡目でベアーズに指名され、先発CBとして12シーズン活躍。11年、12年に2年連続でプロボウルに選出され、キャリアを通して44回ものファンブルフォースを記録。これはNFL史上6番目となる快挙だった。
15年、カロライナ・パンサーズに移籍。15勝1敗でのプレーオフ進出に貢献したものの、ACL断裂でポストシーズンは欠場。チームはこの年、スーパーボウルに進出した。そして16年7月、ティルマンは引退を表明した。
その後一念発起してFBIを目指すのだが、『FBIエージェントEDU.org』によると、FBIの捜査官になるには、任命される時点で37歳以下でなければならないという。その前に訓練校を卒業し、試験にパスする必要があるため、引退当時34歳だったティルマンは比較的ぎりぎりのタイミングで決断したということがうかがえる。
なお、今回の報道に関して本人はコメントをしていない。
07年には、フィールド外での社会的活動が認められた選手に贈られる“ウォルター・ベイトン・マンオブザイヤー”賞も受賞しているティルマン。フィールドを離れ、今後は市民や国家を守るヒーローとして、重大事件を追うようだ。
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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
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