17年ぶりのスーパーボウル出場を決めたロサンゼルス・ラムズが対戦するのは、3年連続11度目の出場となる強豪、ニューイングランド・ペイトリオッツだ。リーグ屈指の名門で中軸を担うのが、「史上最高のQB」との呼び声高い、41歳のQBトム・ブレイディーだ。
数々の記録を塗り替え続ける「生きる伝説」
5度のスーパーボウル制覇はQBとしては史上最多。さらに、プレーオフでの勝利数(29)、通算勝利数(236)、16度の地区優勝も堂々の1位と、数々の大記録を残している。19年目を迎えた今季も、10度目の4000パスヤードを達成するなど衰えは見られない。チームは11勝5敗と2009年以来(10勝6敗)最も多い敗戦を喫し、「ベリチック・ブレイディー王朝の終焉」との声も上がったが、プレーオフではベテランらしい堅実な試合運びで、チャージャーズ、チーフスを撃破。自身通算9度目のスーパーボウル出場を決めている。
「キャプテン·カムバック」
ブレイディーの凄さがわかるデータを紹介しよう。それは、2000年以降、第4クオーターで10点差以上からの逆転勝利を史上最多の32度記録している、というものだ。劣勢で真価を発揮する無類の勝負強さを裏付けたものと言えるだろう。その典型的な例が、第51回スーパーボウルで見せた25点差から逆転勝利だ。緊迫した中でも的確に通す正確無比なパスは、今年のスーパーボウルでも見られるだろう。
▼【ハイライト】第51回スーパーボウル トム・ブレイディ
ブレイディーがいる限り、試合は最後まで終わらない
41歳になった今季も、持ち前の勝負強さは健在だ。たとえリードされていても、アウェイで不利な状況にあっても、ブレイディーがボールを持っていれば、残り時間が0にならない限り勝つ可能性があると思わせる力がある。
史上初となる6度目のスーパーボウル制覇がかかるブレイディー。「45歳まで現役」と発言しているレジェンドの活躍から、目が離せない。
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