ロサンゼルス・ラムズが17年ぶり4度目のスーパーボウルで対決するのが、トム・ブレイディーを擁するニューイングランド・ペイトリオッツだ。ラムズのオフェンス力に注目が集まる中、19年ぶりの頂点に立てるか否かは、DTアーロン・ドナルドが命運を握っていると言っても過言ではない。“リーグ最高峰のDT”との呼び声も高い、27歳のディフェンダーを紹介しよう。
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2014年ドラフト1巡目でセントルイス・ラムズから指名
ドナルドは2014年、ピッツバーグ大学からドラフト全体13位でラムズに指名されNFL入りを果たした。ドラフト前は185㎝という身長の低さが懸念されていたが、シニアボウル(大学のオールスター)で見せた相手のオフェンスラインを弾き飛ばすプレーやコンバインでDT史上最速の40ヤードダッシュ(4.68秒)をマークし評価を上げた。抜群の瞬発力を生かしてオフェンスラインのマークを簡単に崩し、相手オフェンスの芽を摘む。
今季はNFL最多の20.5サックをマーク
ドナルドのポジションは、ランを止めることが主な役割のディフェンスタックル(DT)で、守備陣の中でも体格が大きい選手が務めることが多い。ドナルドは上背がないものの、持ち前の身体能力の高さとクイックネスでサイズ不足をカバーしている。今季は1試合4サックを含め、リーグ最多の20.5サックをマーク。さらに、こちらもリーグトップの25 TFL(タックル・フォア・ロス)とQBヒット数(41)を記録している。ラン以外にもQBにプレッシャーをかけることができる、万能型のディフェンダーなのだ。
2年連続最優秀守備選手賞に輝く可能性も
戦況に応じて、ドナルドは本来のインサイドではなく、パスラッシャーのポジションに移動することがある。こうした万能性も魅力のひとつで、ディフェンシブ・コーディネーターのウェイド・フィリップスDCも「ドナルドはNFLで最高のディフェンダーだ。今年の最優秀守備選手賞は確実だろう」と最大級の賛辞を贈っている。
スーパーボウルで対峙するペイトリオッツは、オフェンスが売りのチームだ。ラムズを19年ぶり2度目の頂点に導くべく、ドナルドは相手の攻撃をどのように攻略するのか注目だ。
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