米コロラド州コロラドスプリングスに店舗を構えているスポーツ用品店が、ナイキ製品を一切扱わなくなったことで経営が傾き、閉店に追い込まれているという。
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2018年、元サンフランシスコ・49ersのQB(クォーターバック)コリン・キャパニックを広告に起用したことで多くの国民の反感を買ったナイキ。
Don’t ask if your dreams are crazy. Ask if they’re crazy enough. #justdoit pic.twitter.com/Wd5L42egV8
— Nike (@Nike) 2018年9月5日
キャパニックは、NFLで広がった国歌斉唱中の抗議行動を最初に行った人物として賛同者も多い一方、保守的な層には根強い拒絶意識がある。
一時期はSNSなどでナイキの不買・不売運動の様子が頻繁に投稿され、知事や牧師がナイキの不買運動を呼びかけるなど、越権行為が議論を呼んだ。
来月閉店する“プライム・タイム・スポーツ”のオーナー、ステファン・マーティンもアンチキャパニックの一人だ。マーティン氏は『KOAAニュース5』に、以下のように語っていたという。
「キャパニックや(デンバー・ブロンコスLBの)ブランドン・マーシャルが(抗議行動で)その信条を貫いているように、私も自分の中にある、軍に対するリスペクトを犠牲にしたり、妥協したりすることができませんでした。経営がうまくいかなくなることは望んでいませんが、自分に嘘はつきたくなかったのです」
マーティン氏は、マーシャルが抗議行動に加わった時も、予定していたマーシャルのサイン会を中止にしたという。
「ナイキが売っていないスポーツ用品店なんて、牛乳を売っていない牛乳屋か、ガソリンを置いていないガソリンスタンドと同じです。彼らはユニフォーム市場を独占しているんだ」
今後は、従業員のフォローや新しい職探しに勤しむというマーシャル氏。
「僕が抗議行動を嫌うのと同じくらい、いや、きっとそれよりももっと、ブランドン・マーシャルとコリン・キャパニックを支持する人はたくさんいるんでしょうね。僕が思っている以上に」
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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供
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