前職でも、そして現在もフィラデルフィア・76ersのブレット・ブラウンHCはスター選手との経験が豊富だ。
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サンアントニオ・スパーズでの12年間務めたアシスタントコーチ時代、ブラウンHCはデイビッド・ロビンソン、ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリ、若い頃のカワイ・レナードといったエリート選手を指導し、4度の優勝を経験した。
オールスター、MVP、将来的に殿堂入りするであろう選手、すでに殿堂入りを果たしている選手といった顔ぶれだ。
76ersでは若きスターのジョエル・エンビードとベン・シモンズを、戦況を変えることができる並外れた選手へと成長させることをブラウンHC率いるコーチ陣は任されている。
今のところ、結果は抜群だ。
そしてシーズン開幕から1か月経った今、ブラウンHCに新たな任務が託された。ジミー・バトラーをチームに組み込むことだ。
11月12日(日本時間13日)、76ersは4度オールスターに選出されているバトラーをトレードで獲得したのだ。
バトラー加入を分析するにあたって、ブラウンHCはまずディフェンス面に目を向けた。バトラーのフィジカルとディフェンスで見せる気迫は、フィラデルフィアという街の気骨ある鼻っ柱の強い精神の「鏡写し」である76ersのスタイルに最適だと、彼は考えているようだ。
「彼は猛烈な競争者であり、とてもタフなプレーをする」と、ブラウンHCは11月12日(同13日)にバトラーのトレードが公式に発表される数時間前にマイアミで語った。
「それは彼の顔からにじみ出ており、彼のプレースタイルを見ても明らかだ。オールディフェンシブ・チームに複数回選出されたことで証明されている。ディフェンス面でこの街、このチームに完璧にフィットする」。
オフェンス面でも、彼のフィットは最適であることがわかる。
76ersはエンビードという得点が取れるNBA屈指のビッグマンを擁している。213cmの長身を誇り、ローポストでのフィジカルなプレーを見せ、レーンを支配し、卓越したシュートタッチでコート上のどこからでもシュートを打つことができる。
そしてリーグ屈指の司令塔であるシモンズもいる。
そこにバトラーという、バックコートからでもウィングからでも自由に得点することができる脅威のスコアラーが加わるのだ。頻繁にフリースローを獲得でき、3ポイントショットを決められる。
「ここまでシーズンを通して、我々がNBAで最もピック&ロールとアイソレーションの回数が少なかったのには訳がある」とブラウンHCは語る。
「それが我々の強みではなかったのだ。パスを回し、動いてスペースを作り、ジョエルをポストアップさせていた。試合終盤になると、それだけではどうしても厳しくなる」。
そこにジミー・バケッツ(バトラーの愛称)の登場だ。
「今の動きのあるオフェンスに加えて、オールスターレベルの選手を使ったピック&ロールとアイソレーションという選択肢を手に入れた」
それは優勝という最終目標に76ersをより近づけてくれる武器になると、ブラウンHCは感じている。
「フィットする。とても、とても良いフィットだ。彼をチーム迎えられることに興奮しているよ」。
原文:Brown Considers Butler "Perfect Fit" by Brian Seltzer/Sixers.com
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