76ersオーナー、ラッパーのミーク・ミルと共に「司法制度を変えたい」

Alexis Mansanarez

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人気ラッパーのミーク・ミルと、フィラデルフィア・76ersの共同オーナー、マイケル・ルービンが、近々手を組み刑事司法制度改革の財団法人を立ち上げる予定であることをルービンがブリーチャーレポートに語った。

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ミルとルービンは、共にブリーチャーレポートが発表した“パワー50”の“シェイク・イット・アップ(奮い立たす)”部門のランキングに登場している。同部門でミルは1位、ルービンは同9位だった。

※編注:“パワー50”とはスポーツ文化に最も影響を与えた50人を5つの部門に分けてランキング付けしたもの。5つのグループはBoss Up(ボス・アップ)、Shake It Up(シェイク・イット・アップ)、Level Up(レベル・アップ)、Speak Up(スピーク・アップ)そしてGlow Up(グロウ・アップ)。

「裁判官が私の大切な友人を不当に扱い、事件に関わる全ての人に無礼な態度をとり、尚且つ保護観察官や検察官の言葉に耳を傾けない姿を見て、私は何かしなくてはと立ち上がった。こんな酷い裁判官やそれを許す無秩序な体制が私の大切な友人の一生を狂わす事は許せないと。私はこの地位に辿り着くまでにしてきた努力や経験をこういう時に役立てないでどうするんだと思った」とルービンはブリーチャーレポートに語った。 

別の記事でルービンは以下のようにも語っている。「この6ヶ月、私は大半の時間を刑事司法制度の改革にあて、今この制度は本当に芯まで腐っていると感じた。仕事、家族、友人以外でこんなに情熱を注いだ事はない。彼の判決が下った瞬間に火が付いたみたいだ。だから刑事司法制度全体を変えていくために近々彼と一緒に財団法人を立ち上げることにしたよ。私やミークは勿論積極的に関わっていくつもりだし、皆さんが知っているような著名人も関わっていく予定だよ。我々は今までにない程大規模な改革を期待している」

ミルとルービンは約5年前に行われたNBAオールスターゲームで知り合った。ルービンと彼の娘はミルと、当時彼女だったニッキー・ミナージュの横に座り、娘がミナージュと話し始めたことによりミルとルービンも話し始めることになった。

「彼がどういう人か何をしている人かも分からなかった。だけど私が76ersの共同所有者だと分かった途端、ものすごく知的なビジネス上の質問をいくつもしてきたんだ。すぐ意気投合したね。しかもフィラデルフィアでお互い10分ぐらいの距離に住んでいることも知ったんだ」とルービンはブリーチャーレポートに語った。

4月24日、76ers対マイアミ・ヒートのプレイオフ第5戦が行われた日にミルは出所した。試合に間に合うようにルービンはミルをヘリコプターで迎えに行き二人で試合を観戦することができた。その日104対91で勝利した76ersはその後、イースタン・カンファレンスのプレイオフ準決勝でボストン・セルティックスに4‐1で負けている。

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原文:Meek Mill, Michael Rubin to start foundation for criminal justice reform

翻訳:Yuri Kondo

Alexis Mansanarez