【大学野球】5月下旬の春季リーグ戦を断念 8月に1試合総当たりでの開催目指す

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5月13日、一般社団法人東京六大学野球連盟は公式ホームページを更新し、春季リーグ戦の再延期を発表した。

本来東京六大学野球春季リーグ戦は4~5月にかけて開催予定となっていたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、延期を決定。4月5日の臨時理事会では5月下旬から6月に、1試合総当たり方式での開幕を目指していたが、政府による緊急事態宣言の延長を受け断念した。

今後は、緊急事態宣言や新型コロナウィルスの感染を巡る状況を見ながら、8月に1試合総当たりのリーグ戦を開催する方向で模索していくこととなる。

【東京六大学野球連盟からの発表全文】
東京六大学野球春季リーグ戦延期について
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日でも早く流行が収束の方向に向かうことを願っております。また、全国の医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。
本連盟では4月5日に臨時理事会を開催して春季リーグ戦を5月下旬から1試合総当たりの方式で開幕する準備をしてまいりましたが、先日政府より緊急事態宣言が5月31日まで継続されたことを受けて本日臨時理事会を開催、5月下旬から6月におけるリーグ戦の開催は断念せざるを得ないという結論に達しました。加盟校はいずれも大学内施設を使用しての全体練習を中止しており、これも当然のことながら延長されます。公式戦開催には全体練習再開後約1か月は必要との判断も含め、選手や関係者の安全、健康を最優先に考えた末の結論であります。
しかしながら本連盟と致しましては、全日本大学野球選手権大会は中止されたものの、緊急事態宣言が解除された場合、8月に何とか1試合総当たりのリーグ戦開催を模索していきたいと考えております。ただ、感染を巡る状況は予断を許しません。注意深く見守り、今後の感染拡大の情勢次第で改めて判断することになります。
令和2年5月13日
東京六大学野球連盟

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